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資格・講習・登録制度の解説

ピティナ・ピアノ指導者検定

記事更新日:編集:マサキ

学ぶ内容と準備の進め方を、制度の条件や参照先とあわせて整理します。

この記事の目次 8項目

ピティナ・指導者ライセンスの概要

記事名のピティナ・ピアノ指導者検定は、現在、一般社団法人全日本ピアノ指導者協会(ピティナ)のサイトで「ピティナ・指導者ライセンス」として案内されています。協会は、継続的な指導力の研鑽を支援する検定システムと説明しています。国の制度に基づく資格ではなく、協会が認定する民間資格です。

参加資格は、18歳以上で、大学や専門学校などでピアノや教育に関する専門教育を受けた人、または同等の能力を持つ人です。学歴と国籍は問われませんが、ピアノ指導者かピアノ指導者を目指している人に限られます。

4つの試験科目と修了の基準

ライセンスは初級・中級・上級に分かれ、各級で次の4科目を修了します。

  • 指導実技:事務局が手配したモデル生徒に模擬レッスンをします。時間は初級10分、中級12分、上級15分です。点数による合否はなく、各級3回の参加で修了します。ただし各級で最低1回は会場での実技に参加し、3回のうち1回は75点以上を取る必要があります。自分の生徒へのレッスン動画を出す動画型の指導実技は、各級2枠まで単位にできます。
  • 演奏実技:バロック、古典、ロマン、近現代の4期の曲を演奏します。初級は8分以上15分以内、中級は10分以上20分以内、上級は15分以上30分以内で、上級には練習曲と初見視奏が加わります。審査員の平均が75点以上で、かつ74点以下を付けた審査員が2名以上いない場合に合格です。
  • 筆記試験:音楽理論、音楽史、楽曲分析、指導法、リスニングなどの総合問題です。級の区分はなく全級共通の問題で、合格点は平均点によって変わります。全級合格には計3回の合格が必要です。
  • エッセイ:各地のセミナーを受講し、学んだことを今後の指導にどう生かすかをレポートにまとめます。平均75点以上で合格です。

筆記試験の時期と出題曲

筆記試験は年2回、春の5月頃と秋の10月頃に、全国の会場とオンラインで行われます。春と秋でそれぞれ1回しか受けられません。春期は当該年度のピティナ・ピアノコンペティション課題曲、秋期は日本バッハコンクールやブルグミュラーコンクールなど提携コンクールの課題曲が出題範囲で、試験の約2か月前に出題曲が発表されます。結果は試験から約1か月後に解答・解説冊子とともに郵送されます。

2026年度の日程

協会の日程・地区一覧によると、2026年度秋期のオンライン筆記試験は10月15日と10月18日で、申込は9月21日に締め切られています。指導実技と演奏実技は、札幌11月7日、宝塚と東京11月8日、大宮11月15日、伊賀11月23日、広島12月27日、沖縄12月28日、名古屋栄2027年1月9日、東京冬期1月24日、文京本郷2月23日、宝塚春期3月7日などの地区で予定されています。地区ごとに締切が異なり、例えば札幌は10月5日、東京秋期Ⅱは10月12日です。動画演奏実技は11月30日、1月31日、3月20日、エッセイは秋期10月31日と冬期2月20日が期限として掲載されています。

参加料

科目 初級 中級 上級
指導実技(一般) 13,500円 14,500円 15,500円
演奏実技(一般) 14,500円 15,500円 16,500円
筆記試験(一般) 各回5,500円(ピティナ会員4,500円)
エッセイ(一般) 3,000円 3,000円 3,000円

受検者本人か指導者がピティナ会員の場合は割引区分1、両方が会員の場合は割引区分2が適用されます。指導実技は最低3回受けるため、回ごとに参加料がかかります。このほかシステム手数料が330円かかります。

合格後の更新と特典

各級に合格すると各課程合格証が授与され、全級を取得すると年1回の授与式で全課程合格証が授与されます。ピティナの教室紹介ページと取得者一覧には合格後3年間掲載されます。ライセンスは3年ごとに更新ポイントが必要で、初級10ポイント、中級15ポイント、上級15ポイントです。生徒をステップやコンペに参加させると1参加2ポイントなどの基準があり、ポイントが足りない期間は取得表記がいったん取り下げられます。

受検計画の立て方

当サイトの提案:指導実技は各級3回の参加が必要で、うち1回は会場での受検が必須です。まず日程・地区一覧で通える会場の開催日と締切を確認し、会場での指導実技を1回入れたうえで、残りを動画型で補う計画を立てると移動の負担を抑えられます。筆記試験は春と秋の年2回しかないため、全級合格に必要な3回の合格には最短でも1年ほどかかる点を考え、実技と並行して早めに受け始めるとよいでしょう。

参照資料と確認日

2026年10月4日確認。年度を記載した日程・手数料は、その年度の公式案内に基づきます。

参照情報

参照先と確認日の見方

資料の対象年度と確認日は本文の記載をご覧ください。記事更新日は、公式資料の発表日や確認日とは異なります。申込前には実施機関の最新案内を確認してください。

ピティナ:指導者ライセンス 概要

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マサキ
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