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資格・講習・登録制度の解説

下水道管路管理技士

記事更新日:編集:マサキ

学ぶ内容と準備の進め方を、制度の条件や参照先とあわせて整理します。

この記事の目次 7項目

下水道管路管理技士とは

下水道管路管理技士は、公益社団法人日本下水道管路管理業協会が、管路施設の管理業務に必要な知識と技術・技能を持つ人を、その程度に応じて認定する民間資格です。受験資格を満たせば誰でも受験でき、総合技士、主任技士、専門技士の3種類を総称して下水道管路管理技士と呼びます。

資格 協会が示す水準
下水道管路管理総合技士 高度な専門知識と見識を持ち、安全衛生や教育について指導監督でき、維持管理計画の立案や技術提案ができる
下水道管路管理主任技士 専門知識を持ち、専門技士や作業員に適切な指示を与え、施工(業務)計画書や成果報告書を作成できる
下水道管路管理専門技士 清掃・調査・修繕改築の3部門。部門ごとに機械器具を選び、作業員に指示して業務を処理できる

協会によると、総合技士は下水道の計画・調査・設計の管理技術者、主任技士は下水道管路施設の点検・診断の管理技術者、専門技士(調査部門)は下水道管路施設の点検の担当技術者として、国土交通省登録資格になっています。専門技士(修繕・改築部門)は、日本下水道協会の管きょ更生工法のガイドラインで、更生工事の施工管理に活用する資格として記載されています。

受験資格

資格 受験資格
総合技士 7年以上の実務経験があり、技術士第一次試験(上下水道部門)または第二次試験(上下水道部門・選択科目下水道)、日本下水道事業団の下水道管理技術認定試験(管路施設)、下水道技術検定(第1種〜第3種)のいずれかに合格していること
主任技士 5年以上の実務経験があり、総合技士と同じ資格(合格証)のいずれかを持っていること
専門技士 3年以上の実務経験

試験の内容

総合技士は筆記試験と面接試験で、法規・安全管理・管路管理業務の高度な知識と、技術提案などを記述・口頭で説明する能力をみます。主任技士は学科試験と実地試験で、実地試験では施工(業務)計画書の作成と、管きょ内の映像からテレビカメラ調査結果を判定・診断する力が問われます。専門技士は各部門共通の学科試験に加え、清掃部門は高圧洗浄車と汚泥吸引車の操作、調査部門はテレビカメラ車の操作と異状箇所の記録を実技試験で、修繕・改築部門は修繕・改築工法の施工管理・安全管理を実地試験で確認します。

令和8年度の日程と受験手数料

令和8年度の受験申込は4月1日から4月17日まで(消印有効)で、すでに締め切られています。協会は毎年4月に申込を募集し、7月から9月にかけて試験を行っています。

資格・試験 令和8年度の試験日 試験地
総合技士 筆記試験 7月12日 東京、名古屋、大阪、福岡
総合技士 面接試験 9月12日 東京
主任技士 学科試験・実地試験 7月11日 札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、広島、福岡、那覇
専門技士 学科試験・実地試験 7月11日 同上
専門技士 実技試験 7月〜9月 同じ8都市。東京は朝霞、名古屋は四日市、大阪は神戸、広島は笠岡で実施

受験手数料は試験ごとにかかり、専門技士の学科試験は部門ごとに必要です。協会が公開している受験料一括払込内訳表の記入例では、総合技士の筆記試験13,200円、学科試験6,600円、実技試験19,800円、実地試験6,600円、免除講習3,300円(いずれも税込)の金額で計算されています。正確な金額は各資格の受験案内で確認してください。

協会が公表している平成10年から令和7年までの実施状況では、平均合格率は総合技士24%、主任技士60%、専門技士は清掃部門75%、調査部門62%、修繕・改築部門73%です。

登録と更新

合格者と更新講習の修了者は、氏名・登録番号・資格の種類などが下水道管路管理技士登録簿に記載され、公表されます。登録の有効期間は5年で、期間満了前に協会が実施または指定する講習を受けて更新します。主任技士と専門技士は毎年3月に申し込み、5月から6月に講習を受けます。総合技士は6月下旬から7月上旬に申し込み、協会が指定する講演会などを受講してレポートを提出します。講習を受けなかった場合は、有効期間満了後に登録が抹消されます。

受験を考えている人へ

当サイトの提案:まず、自分の業務が清掃・調査・修繕改築のどの部門に当たるかを決め、専門技士の実務3年を満たしているか確認してください。主任技士や総合技士を目指す場合は、技術士第一次試験や日本下水道事業団の下水道技術検定など、前提となる合格証を先に取る計画が必要です。申込期間は4月前半の約2週間と短いので、前年度のうちに受験案内の公開時期を確認し、会社でまとめて申し込むなら払込内訳表の準備も済ませておきましょう。

参照資料と確認日

2026年10月4日確認。年度を記載した日程・手数料は、その年度の公式案内に基づきます。

参照情報

参照先と確認日の見方

資料の対象年度と確認日は本文の記載をご覧ください。記事更新日は、公式資料の発表日や確認日とは異なります。申込前には実施機関の最新案内を確認してください。

公益社団法人日本下水道管路管理業協会:下水道管路管理技士 認定制度

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マサキ
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