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資格・講習・登録制度の解説

舗装診断士

記事更新日:編集:マサキ

学ぶ内容と準備の進め方を、制度の条件や参照先とあわせて整理します。

この記事の目次 6項目

舗装診断士とは

舗装診断士は、舗装の診断に関する一連の作業ができる高い専門知識を持つ技術者を認定する資格で、舗装の効率的な管理・更新に役立てるために一般社団法人日本道路建設業協会が創設した民間資格です。協会は「舗装の診断に関する一連の作業」を、既設舗装の調査・評価、維持・修繕工法の選定・設計、補修計画策定の支援と位置づけ、必要に応じて路線網全体の補修計画策定支援も含むとしています。

この資格は、公共工事に関する調査及び設計等の品質確保に資する技術者登録規程(平成26年国土交通省告示第1107号)に基づき、国土交通大臣の登録を受けた国土交通省登録技術者資格です。試験は平成29年度に始まった比較的新しい制度で、同じ協会が実施する1級・2級舗装施工管理技術者とあわせて舗装技術者資格試験として運営されています。

受験資格

受験資格は次の3区分のいずれかに当てはまることです。区分1と区分2の実務経験には、舗装関連業務(計画、調査、設計、監理・監督、工事、試験、評価、技術開発など)の年数に加え、その中で舗装の計画、調査、評価に関する業務を1年、または期間を問わず3件以上経験していることが必要です。実務経験は令和8年3月31日現在で数えます。

区分 保有資格 必要な舗装関連業務の経験
1 1級舗装施工管理技術者の登録者 5年以上
2 技術士(建設部門)、特別上級・上級土木技術者(土木学会)、RCCMのいずれかの登録者 7年以上
3 令和7年度の択一試験のみに合格し、択一試験免除を申請する人 記述試験のみを受験

1級舗装施工管理技術者に合格していても、登録していない人や資格が失効した人は区分1に当たりません。補修工事の施工前調査や、調査・診断に基づいて補修工法を提案した業務なども舗装関連業務として扱われます。

2026年度(令和8年度)の試験

項目 内容
試験日 令和8年6月28日(日)(実施済み)
試験地 札幌、仙台、東京、新潟、名古屋、大阪、広島、高松、福岡、那覇
受験手数料(税込) 20,000円(記述試験のみは10,000円)
申込受付期間 令和8年2月2日から2月20日まで(消印有効、終了)
合格発表 令和8年10月28日(水)午前10時頃

試験は、午前の択一試験(マークシート方式、9時30分から12時30分)と、午後の記述試験(経験記述と専門記述、13時30分から16時30分)で構成されます。択一試験は舗装技術全般、舗装マネジメント、点検・評価、補修の計画・設計、材料・施工、安全管理・環境対策、技術者倫理から出題されます。経験記述では自分の業務経歴から1業務を選び、果たした役割や技術的課題と解決策を記述します。専門記述では、舗装の破損写真や交通量、気象・地形の条件から破損原因、必要な調査、補修方法を記述します。受験申込書類は協会の書類作成システムで作成し、証明写真や住民票とともに簡易書留で郵送します。

合格者数の推移と登録

協会の公表では、令和7年度は受験者614人に対して合格者165人で合格率26.9%、令和6年度は778人中127人で16.3%でした。平成29年度から令和7年度までの合計は、受験者12,477人、合格者2,494人で合格率20.0%です。「舗装診断士」の称号を使うには、合格後に協会へ登録申請を行う必要があり、登録の有効期間は5年間です。

受験を考えている人へ

当サイトの提案:まず自分がどの区分で受験するかを決め、登録証の有効期限と舗装関連業務の年数を確かめてください。次に、舗装の計画・調査・評価に当たる業務を3件以上書き出し、経験記述に使う1業務を選んでおくと、2月の短い申込期間に間に合わせやすくなります。勤務先の代表者による実務経験の証明が必要になるため、申込前に社内の手続きも確認しておくと安心です。

参照資料と確認日

2026年10月4日確認。年度を記載した日程・手数料は、その年度の公式案内に基づきます。

参照情報

参照先と確認日の見方

資料の対象年度と確認日は本文の記載をご覧ください。記事更新日は、公式資料の発表日や確認日とは異なります。申込前には実施機関の最新案内を確認してください。

日本道路建設業協会:令和8年度 舗装診断士資格試験のご案内

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