対象となる検定と学習内容
「医療事務検定」という言葉は広い意味でも使われますが、この記事の対象は日本医療事務協会の医療事務検定試験です。医療保険制度や医療費の計算を学び、受付・会計に関係する基礎を確認します。
他団体が実施する医療事務や診療報酬請求の検定とは別の制度です。資格名が似ていても、受験料、出題範囲、合格基準、受験方式を共通のものとして扱うことはできません。
試験の内容と合格の目安
学科は正誤問題20問と記述問題5問、実技は外来1問・入院1問の会計欄作成です。実技という名称でも、医療機関で患者に対応する実地試験ではなく、紙面の問題に解答する形式です。
公式案内では、総得点の70%程度を基準とし、問題の難易度による補正を行うとしています。科目ごとに一律70%を取れば必ず合格する、と言い換えることはできません。レセプト作成を専門に扱う別の試験とも、出題範囲を区別しましょう。
受験方法・日程・費用
毎月第4日曜日に自宅で受験し、試験時間の制限は設けられていません。テキストや資料を参照でき、所定の期限までに問題・答案を返送します。インターネット上で解答する試験ではないため、受取から郵送までの準備が必要です。
受験料は7,700円(税込)で、講座の受講料とは別です。一般受験用の申込窓口も案内されています。各回の締切、送付物、返送期限は申込案内を確認してください。結果は試験から約2週間後に郵送される案内です。
準備の進め方
まず医療保険の基本用語を理解し、会計欄作成の例題で計算の手順を確認します。資料を参照できる試験でも、どこを調べるかが分からなければ解答に時間がかかります。資料に印を付けるなど、自分が参照しやすい状態を整えましょう。
当サイトの提案として、問題を解いた後に、計算だけでなく制度の適用を誤った箇所も記録して復習してください。資格取得と就職の条件は別なので、希望する求人で必要とされる経験や業務内容も確認すると学習の目的が明確になります。
参照資料と確認日
2026年10月2日確認。年度を記載した日程・手数料は、その年度の公式案内に基づきます。