自動車整備士の等級と種類
自動車整備士技能検定は、国土交通省が行う国家試験です。一級には大型・小型・二輪の区分があり、二級はガソリン、ジーゼル、シャシ、二輪に分かれます。三級はシャシ、ガソリン・エンジン、ジーゼル・エンジン、二輪です。このほかに特殊整備士として、自動車タイヤ整備士、自動車電気装置整備士、自動車車体整備士があります。
自動車車体整備士は、車わくと車体を対象とする特殊整備士です。学科試験では構造・機能、点検・修理の方法、材料、図面、保安基準などの法規が出題され、実技試験では基本工作や点検・修理などが課されます。一級と二級の多くはエンジンやシャシを含む自動車全体を対象とし、車体整備士とは対象範囲が異なります。
国家試験と登録試験の関係
国土交通大臣の登録を受けた機関が行う自動車整備技能登録試験に合格すると、合格した種目について技能検定の学科・実技が合格後2年間免除されます。現在登録されている実施機関は、一般社団法人日本自動車整備振興会連合会です。登録試験の申請は、各都道府県の自動車整備振興会で受け付けています。
国土交通省が2026年度に自ら実施する技能検定は、二級自動車シャシ整備士だけです。申請受付は6月29日から7月10日で既に終了しており、学科試験は9月16日、実技試験は11月15日、合格発表は11月27日の予定です。多くの種類は登録試験を経て技能検定の免除を受ける流れになります。
2026年度の登録試験の日程と手数料
2026年度第1回登録試験の学科は10月4日に行われ、申請受付は7月27日から31日でした。第2回の申請受付は12月14日から18日で、学科試験は2027年3月14日、一級小型の口述試験は5月9日、一級小型の実技試験は8月22日です。
受験手数料は回によって異なります。第1回の案内では、学科が一級9,300円、一級以外7,200円、実技が14,000円でした。第2回の案内では、学科が一級13,500円、一級以外12,500円、実技が18,000円です。いずれも税込で、納付後は返金されません。
受験資格の目安
登録試験の案内による概要は次のとおりです。実務経験が短縮される場合もあるため、詳細は最寄りの自動車整備振興会で確認してください。
- 三級:15歳以降の実務経験6か月以上、または一種養成施設の三級課程修了者等
- 二級:三級合格後2年以上の実務経験、または一種養成施設の二級課程修了者等
- 一級:二級(二級シャシを除く)合格後3年以上の実務経験、または合格後に一種養成施設の一級課程修了
- 電装・車体:15歳以降の実務経験1年4か月以上の者等
国土交通省の受験資格表では、機械・電気系の学科を卒業した人などに実務経験年数の短縮が定められています。学科試験は四肢択一式のマークシートで、二級と車体は40問・80分、三級は30問・60分です。合格基準は合格発表時に日本自動車整備振興会連合会が公表します。
受験準備の進め方
当サイトの提案:まず、取りたい種類と等級を決め、国土交通省の受験資格表で自分の学歴と実務経験に当てはまる欄を探してください。次に、勤務先で実務経験の証明を受けられるかを確認し、最寄りの自動車整備振興会で申請書と申請期間を確認します。過去の問題と解答は日本自動車整備振興会連合会が公開しているため、出題形式の確認に使えます。
参照資料と確認日
2026年10月3日確認。年度を記載した日程・手数料は、その年度の公式案内に基づきます。