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資格・講習・登録制度の解説

海上起重作業管理技士

記事更新日:編集:マサキ

学ぶ内容と準備の進め方を、制度の条件や参照先とあわせて整理します。

この記事の目次 6項目

海上起重作業管理技士とはどんな資格か

海上起重作業管理技士は、港湾や海岸の工事で使う作業船の現場を管理する人を対象に、一般社団法人日本海上起重技術協会が認定する民間資格です。法律で業務独占や名称独占が定められた国家資格とは性質が異なり、協会が実施する講習を受け、講習の最後に行う試験に合格した人を協会が認定します。合格者には海上起重作業管理技士認定証と資格者証が交付されます。

この資格は、建設キャリアアップシステムの能力評価でも使われています。国土交通省が公表している能力評価基準【海上起重】では、能力評価実施団体を日本海上起重技術協会とし、海上起重技能者のレベル3の判定に必要な保有資格として海上起重作業管理技士を挙げています。レベル3には、このほか職長・安全衛生責任者教育の修了、就業日数5年、職長または班長としての就業日数1年も必要です。

受講資格と資格対象船団

令和8年度の講習の手引きによると、受講できるのは、資格対象船団に示された作業船の乗組員として乗船し、5年以上の海上土木工事に従事した実務経験がある人です。旧記事にあった「7年以上の実務経験」や「うち2年以上の指揮・監督経験」という条件は、令和8年度の案内には書かれていません。

資格対象船団は次の10種類です。

  • 起重機船団、グラブ浚渫船団、杭打船団
  • サンドコンパクション船団、サンドドレーン船団、深層混合処理船団
  • ケーソン製作用台船団、コンクリートミキサー船団、バックホウ浚渫船団、揚土船団

申請時には海上作業実務経歴書、本籍が記載された住民票、写真などを郵送で提出します。実務経験は経歴書で審査され、受講資格審査で不適となった場合を除いて受講料は返金されません。

令和8年度の講習日程・受講料・試験内容

項目 令和8年度の内容
講習日 東京会場 10月2日(飯田橋レインボービル)、大阪会場 10月9日(大阪科学技術センター)。定員は各70人
申請受付 5月7日から6月19日必着。受付は終了しています
受講料 会員会社所属者 47,300円、非会員会社所属者 63,800円。テキスト代と消費税を含みます
合格発表 12月10日に協会ホームページで合格者の受講番号を公表する予定

講習は1日で、気象・海象、安全衛生、作業船の3科目です。作業船の科目では、作業船の構造、係留、操縦技術、計測などを扱います。各科目の講義が終わるたびに15分の試験があり、試験は各科目10問の○×式です。3科目とも60点以上で合格となります。認定証と資格者証は12月下旬から1月上旬に郵送されます。

資格取得後の更新講習

資格者証には有効期限があり、協会は毎年度、更新講習を開いています。令和8年度の更新講習は、資格者証の有効期限が令和8年12月までの人と令和9年12月までの人が対象で、東京、神戸、福岡の会場とオンラインで行われました。講習時間は新技術、海上工事、関連法規などで9時30分から14時40分まで、受講料は会員会社所属者28,600円、非会員会社所属者34,100円です。有効期限が近い人は、資格者証の記載を確認したうえで、毎年5月ごろに公表される更新講習の案内を確認してください。

受講を考えている人へ

旧記事では市販の問題集を使った反復学習を勧めていましたが、この資格は協会の講習を受けたうえで当日に試験を受ける仕組みです。協会の講習の手引きには、指定の市販問題集は挙げられていません。講習で配布されるテキストの内容が試験の範囲になります。

当サイトの提案:まず自分の乗船経歴が10種類の資格対象船団のどれに当たるか、乗組員としての従事期間が5年を超えているかを、勤務先の記録で確認してください。次に、所属会社が協会の正会員または賛助会員かどうかで受講料が変わるため、会社の担当者に確認します。令和9年度の募集は例年どおりなら5月ごろに協会の「認定試験・講習情報」に掲載される見込みですが、日程と受講料は必ずその年度の手引きで確かめてください。

参照資料と確認日

2026年10月3日確認。年度を記載した日程・手数料は、その年度の公式案内に基づきます。

参照情報

参照先と確認日の見方

資料の対象年度と確認日は本文の記載をご覧ください。記事更新日は、公式資料の発表日や確認日とは異なります。申込前には実施機関の最新案内を確認してください。

日本海上起重技術協会:令和8年度「海上起重作業管理技士」講習のお知らせ

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マサキ
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資格の受験条件・費用・試験情報を整理し、資格選びと学習計画の判断材料を提供しています。記事ごとに公式案内や参照資料を確認し、確認済みの範囲を本文に記載します。2026年9月から既存記事を順次点検しています。編集方法と情報の取り扱いは運営方針をご覧ください。