関西カウンセリングセンターとは
公益財団法人関西カウンセリングセンターは、1965年4月に大阪・十三で「関西カウンセリングスクール」として始まった団体です。1971年に大阪府から財団法人の認可を受け、2014年4月1日に公益財団法人へ移行しました。所在地は大阪市北区西天満の堂島ビルヂング8階で、理事長は髙間量子氏です。
センターは「カウンセリングをすべての人に。」を掲げ、カウンセラーの養成と、カウンセリングの理論・技術の普及啓発を行っています。沿革には、日航機墜落事故の遺族カウンセリング、阪神淡路大震災の被災者支援、2003年からのキャリア・コンサルタント養成講座、2017年度からのSNS相談事業などが挙げられています。センターは国家試験を実施する団体ではなく、講座の開催と独自資格の認定を行う団体です。
キャリアコンサルタント養成講習
キャリアコンサルタントは2016年4月に創設された国家資格で、キャリアコンサルタント試験に合格し、厚生労働省の名簿に登録すると名乗れます。試験は、厚生労働大臣が登録した特定非営利活動法人キャリアコンサルティング協議会と特定非営利活動法人日本キャリア開発協会が実施します。受験資格の一つが「厚生労働大臣が認定する講習の課程を修了した者」で、センターの養成講習を修了するとこの資格を得られます。
センターの養成講習は通学制で、講義88時間(8時間×11回)と自宅学習62時間で構成されます。受講料は346,500円(税込)で、テキスト・資料代と試験対策講座が含まれます。各クラスの定員は18名です。2026年度は9月から12月の土曜・日曜クラスが最終開講で、申込受付は終了しています。専門実践教育訓練給付金の指定講座で、条件を満たすと受講料の一部が国から支給されます。
国家試験は年3回です。2026年度は第33回の学科試験と実技(論述)試験が11月1日、第34回が2027年3月7日に予定され、第34回の受験申請は2026年12月11日から22日までです。合格後の登録手数料は8,000円で、別に登録免許税9,000円がかかり、登録は5年ごとに更新講習を受けて更新します。
センター独自の認定心理カウンセラー
センターが独自に認定する「関西カウンセリングセンター認定心理カウンセラー」は、「カウンセリング実践力養成コース」を3期・合計150時間受講し、全時間数の7割以上に出席して認定審査に合格すると取得できます。講義はZoomで行われ、受講資格は学歴・年齢不問です。受講料は通期一括で278,300円(税込)、期ごとの支払いでは第1期102,300円、第2期と第3期が各99,000円です。2026年10月開講の金曜日クラスは2028年3月まで続きます。資格は5年ごとに更新があり、5年間で50時間以上のカウンセリング関連の研修受講や実践活動の報告と、更新料の納付が必要です。
センターの資格更新の案内には、認定心理カウンセラーのほか、心理臨床カウンセラー、上級心理臨床カウンセラー、カウンセラー適任証、認定上級心理カウンセラー、ライフケアカウンセラーが挙げられています。いずれも5年ごとの更新で、心理臨床カウンセラーは5年間で30時間以上、上級心理臨床カウンセラーや認定上級心理カウンセラーなどは50時間以上の研修受講または実践活動の報告が求められます。
SNSカウンセラー養成講座
センターは、全国SNSカウンセリング協議会が認定するSNSカウンセラーの養成講座も開いています。受講する講座は、心理カウンセラーの資格を持っているかどうか、精神保健福祉士などの隣接する国家資格を持っているかどうかで変わります。eラーニングの理論編と、オンラインまたは通学の実践編があります。
当サイトの提案:国家資格のキャリアコンサルタントを目指すのか、心理カウンセリングの実践力を身につけたいのかを最初に決めてください。キャリアコンサルタントなら、2027年度の養成講習の募集時期と、修了後に受けられる試験回をセンターと試験機関の日程で照らし合わせます。教育訓練給付金を使う場合は、受講開始前にハローワークでの手続きが必要なので、申込より先に給付の条件を確認する順番をおすすめします。
参照資料と確認日
2026年10月4日確認。年度を記載した日程・手数料は、その年度の公式案内に基づきます。