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資格・講習・登録制度の解説

計算力学技術者認定試験

記事更新日:編集:マサキ

学ぶ内容と準備の進め方を、制度の条件や参照先とあわせて整理します。

この記事の目次 7項目

計算力学技術者とは

計算力学技術者(CAE技術者)は、一般社団法人日本機械学会の計算力学技術者資格認定事業委員会が2003年度から行っている認定制度です。学会は、CAEソフトウエアが手軽に使えるようになった一方で、境界条件の設定ミスや不適切な要素分割によって見当違いの解析結果を採用してしまう危険があると指摘し、解析の信頼性を担保するには技術者の力量管理が重要だとしています。2025年までに22回の試験が行われ、上級・1級・2級・初級を合わせて14,151名が合格しています。

対象分野は、固体力学分野の有限要素法解析技術者、熱流体力学分野の解析技術者、振動分野の有限要素法解析技術者の3つです。級は初級、2級、1級、上級アナリストに分かれています。

2026年度の日程と受験料

2026年度の1・2級試験は、Web申込が7月21日から8月6日まで、書類提出と試験料の支払いが8月18日までで、確認日の時点では締め切られています。試験日は、各分野の1級が11月27日(金)、熱流体力学分野と振動分野の2級が12月3日(木)、固体力学分野の2級が12月4日(金)です。上級アナリストは9月10日までの申込で、面接試験が11月に分野ごとに行われます。

認定試験料は1級・2級とも15,400円(税込)、合格者が払う認定登録料は3,300円(税込)です。合否発表は2027年3月上旬から中旬の予定で、認定証は4月中旬に届く見込みです。

受験資格とソフトウエア使用経験の認定

2級を受けるには、事前にCAEソフトウエアの使用経験の認定を受ける必要があります。固体力学分野では、公認CAE技能講習会の修了、有限要素法解析に関する3年以上の実務経験(修士・博士課程の経験を含み、学部は不可)、関連テーマでの修士または博士の学位、過去の試験での認定のいずれか1つで認められます。2026年度に有効な講習会は、2021年9月1日から2026年8月31日までに実施されたものです。一度認定されると5年間有効です。

1級は、同じ分野の2級資格を持っているか、同じ年度に2級も受験することが条件です。分野ごとに試験日が違えば、固体の2級と振動の2級のように分野をまたいで受けることもできます。

試験方式と合格基準

2021年度からCBT方式が導入され、受験者はプロメトリック株式会社の全国の試験会場から都合のよい会場を予約して受験します。自宅のパソコンでは受けられません。試験時間は1級・2級とも120分で、電卓と残り時間は画面に表示され、電卓や腕時計の持ち込みはできません。

合格基準は、2級が全体の正答率70%以上かつ全問不正解の分野が2分野以下、1級が全体の正答率50%以上で、正答率70%以上の分野が3分野以上、全問不正解の分野が2分野以下です。設問は事業委員会が編集した標準問題集に準拠しており、問題集は各級5,500円で販売されています。

初級と資格の更新

初級は試験ではなく書類審査です。各分野の公認CAE技能講習会の修了証などを提出すると、年2回(5月と11月)の審査を経て認定されます。認定された初級技術者は、2級以上の有資格者の指導のもとで基本的な解析を行える水準とされています。

1・2級の認定の有効期限は、認定証の発行から5年後の3月31日です。日々の解析業務に関する更新審査に合格すれば、さらに5年間有効になります。

受験の準備

当サイトの提案:まず自分の業務が固体、熱流体、振動のどの分野に当たるかを決め、2級のソフトウエア使用経験をどの規定で証明するかを確認してください。実務経験で証明する場合は、証明書類に証明者の押印と電話番号・メールアドレスの記入が必要になるため、申込期間の7月から8月より前に準備を始めると安心です。学習は分野別の標準問題集を軸にし、合格基準に「全問不正解の分野が2分野以下」という条件があるので、苦手分野を作らないように全分野に目を通しておくことをおすすめします。

参照資料と確認日

2026年10月4日確認。年度を記載した日程・手数料は、その年度の公式案内に基づきます。

参照情報

参照先と確認日の見方

資料の対象年度と確認日は本文の記載をご覧ください。記事更新日は、公式資料の発表日や確認日とは異なります。申込前には実施機関の最新案内を確認してください。

日本機械学会:2026年度 計算力学技術者(CAE技術者)1・2級認定試験のご案内

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マサキ
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