この記事で扱う「建築検定」
この記事の「建築検定」は、一般社団法人東京構造設計事務所協会(ASDO)が運営していた、建築の知識を問う検定を指します。協会のホームページにある「ASDOの歴史」に、建築検定の運用や試験実施の記録が載っています。
旧記事が公式サイトとして挙げていたURLは、2026年10月4日に確認したところ、建築検定とは関係のない一般向けの記事サイトになっていました。このため、旧記事の公式リンクと、そこから引用されたとみられる日程や受験条件は削除しました。
協会の沿革で確認できること
「ASDOの歴史」には、建築検定について次の記録があります。
| 時期 | 沿革の記載 |
|---|---|
| 2015年4月 | 建築検定のPC版の運用開始 |
| 2015年12月 | アンドロイド版・アイフォン版の運用開始 |
| 2016年2月 | 1級試験を開始 |
| 2017年2月〜2020年2月 | 毎年2月に建築検定1級試験を実施 |
| 2019年6月 | 東京建築士会の「第5回 これからの建築士賞」を受賞(業績名:スマートフォンアプリによる建築検定の展開) |
| 2019年9月 | 建築検定アプリを第20回建築ふれあいフェアに出展 |
沿革からは、建築検定がパソコンとスマートフォンのアプリで提供され、年1回、2月に1級試験が行われていたことが分かります。ただし、2020年2月より後の沿革には建築検定の記載が見当たりません。協会の現在の委員会一覧にも、建築検定を担当する委員会は載っていません。
確認できていないこと
現在もアプリが配信されているか、1級試験が続いているか、受験料や日程、級ごとの出題範囲は、協会の公式資料で確認できませんでした。旧記事にあった「2〜5級はアプリ上で随時、1級は年1回2月ごろ」という説明は、2020年までの沿革とは合いますが、現在も同じ形で実施されているかは分かりません。旧記事の学習法や出題傾向の説明も、公式の出題範囲で裏付けられないため削除しました。
建築の知識を公的に証明したい場合は、建築士や建築施工管理技士など、法律に基づく試験の制度を別に確認する必要があります。
受けたい人が確認すること
当サイトの提案:建築検定を受けたい人は、まずスマートフォンのアプリストアで提供元がASDOのアプリが配信されているかを確認してください。見つからない場合や1級試験の案内がない場合は、協会のホームページの問い合わせ窓口で、検定を現在も実施しているか、1級試験の予定があるかを確かめてから準備を始めるのが確実です。建築の仕事に必要な資格を探している場合は、建築士や施工管理技士の試験実施機関の案内を先に読むと、検定との違いが分かりやすくなります。
参照資料と確認日
2026年10月4日確認。年度を記載した日程・手数料は、その年度の公式案内に基づきます。