金融窓口サービス技能検定を検討するときは、受ける級と実技の科目を決めてから、CBTの会場・日時を予約します。2026年度は1〜3級ともCBT方式です。過去の紙試験の日程を前提に予定を組まないようにしましょう。
受検資格から級を選ぶ
3級は、金融機関関連業務に従事している人だけでなく、これから従事しようとする人も対象です。2級には、2年以上の実務経験又は3級合格等の経路があります。1級は、4年以上の実務経験又は2級合格等が要件です。
受検資格に使える実務経験の内容や、対象となる合格実績は公式の受検資格ページで確認します。現在の勤続年数だけで判断せず、業務内容と合格証書を照らしてください。
学科と実技の両方で合格を目指す
各級とも学科と実技の両方に合格すると総合合格になります。3級の実技にはテラー業務と金融商品コンサルティング業務があり、申請時に科目を選択します。総合合格の判定も実技科目ごとに行われます。
2026年度要綱では、各級の学科・実技とも100点満点で70点以上が合格基準です。試験時間や出題形式は級によって異なります。一部合格や過去の紙試験の合格を利用する場合は、免除申請の条件を確認します。
級別の受検手数料
2026年度の受検手数料は次のとおりです。合計は学科と実技を一つずつ受ける場合で、決済手数料を含みません。
- 3級:学科5,000円+実技5,500円=10,500円。
- 2級:学科8,600円+実技9,000円=17,600円。
- 1級:学科8,900円+実技17,000円=25,900円。
学科・実技の同時申請と別々の申請では、決済の回数等によって負担が異なる場合があります。受ける科目が一部だけなら、その科目の料金を使って計算し、免除する科目の料金まで足さないようにします。
CBTの予約と休止期間
試験は休止期間を除いて通年実施され、受検者サイトから会場と日時を予約します。2026年度の今後の休止期間には、12月28日〜2027年1月5日、2027年3月25〜31日があります。休止期間中も受検申請は可能ですが、その期間内に受検できるという意味ではありません。
受検日時・会場の変更や予約のキャンセルは原則として受検日の3日前までです。2026年4月以降の予約には、当初の申込日から4か月(120日)という変更可能期間の制限もあります。勤務予定が動く場合は、申込日と変更期限を一緒に記録してください。
当日の持ち物と画面操作
受検票は発行されないため、予約内容はマイページや予約完了メールで確認します。本人確認書類は必須です。私物の電卓・筆記用具等を試験席へ持ち込む方式ではなく、メモ用紙・筆記用具は会場で貸し出され、計算には画面上の電卓を使用できます。
紙の問題集を使う場合も、最後は画面で資料を確認しながら解く流れを公式の案内で確認しましょう。試験形式の違いによる戸惑いと、知識不足による誤答は分けて準備します。
窓口の事例を学習へつなげる
編集部の提案は、教材の事例を「相談・手続の目的」「最初に確認する事項」「必要な資料」「説明する順番」に整理する方法です。正解の選択肢だけでなく、ほかの選択肢では何を確認し忘れるかも言葉にします。
実務経験がある人も、自分の勤務先の取扱いと、試験で問われる共通の制度・法令を区別してください。実際の顧客情報を学習ノートへ持ち出さず、公式問題や教材の架空事例を使います。就職や昇進への評価は勤務先によるため、資格取得だけで採用・給与が決まるとは考えず、担当したい業務との接点を確認しましょう。
参照資料と確認日
2026年10月1日確認。年度を記載した日程・手数料は、その年度の公式案内に基づきます。