基礎心理カウンセラーとは
基礎心理カウンセラーは、日本メンタルヘルス協会が自らの基礎コースを修了した人に発行する認定です。協会の基礎コースのページには、前編と後編の全講座を修了して所定のレポートを提出した人に、基礎コース修了式で「基礎心理カウンセラー認定証」を発行すると書かれています。
協会はこの認定証について、基礎コースを修了した証明であり、協会が認める基礎心理カウンセラーのライセンスとして名刺やプロフィールに書いて活動できると説明しています。認定証は修了式で直接手渡しされ、郵送では交付されません。
この認定は協会の講座と結び付いた民間の認定です。市販のテキストで独学して受験する形式の試験はなく、他社の通信講座を修了しても基礎心理カウンセラーにはなりません。
基礎コースの内容と受講料
基礎コースは前編4講座と後編8講座の計12講座で、1講座の時間は2.5時間前後です。前編では、人との関わり方や聴き方のくせ、ストレス反応の出方、自分の思いの伝え方などを扱います。後編では、対立を解消する考え方、怒りや落ち込みへの対処、音楽を使ったセラピー、催眠療法などを扱うと案内されています。協会は各講座が独立しているため順番どおりに受けなくてもよいとしています。
| 区分 | 講座数 | 受講料(税込) | 学生・家族割引(税込) |
|---|---|---|---|
| 前編 | 4講座 | 29,000円 | 27,000円 |
| 後編 | 8講座 | 70,000円 | 65,000円 |
認定には前編と後編の両方が必要なので、通常料金の合計は99,000円です。学生割引は学生証の写しを出せる人、家族割引は二親等以内に受講生がいる人が対象です。前編と後編を同時に申し込むと、上位のプロフェッショナルコースの受講料が2万円割り引かれます。支払いはクレジットカードか銀行振込です。
受講方法と日程の確認
受講方法は、大阪校では教室受講とオンライン受講から選べ、東京校は教室受講です。開催日程は協会の講座スケジュールのカレンダーに掲載され、受講者は希望の日時を選んでWEBフォームから申し込みます。日程が合わない講座は録画講座で受けることができ、録画は申込日から14日間視聴できます。
一度申し込んだコースの受講期限は無期限とされています。間が空いても続きから受けられるため、仕事や家庭の予定に合わせて少しずつ進める人にも向いた設計です。
修了後のプロフェッショナルコース
基礎コースの次の段階として、協会はプロフェッショナルコースを開いています。公式ページでは全30回、各回2.5時間前後、受講料は400,000円(税込)で、基礎コース前編・後編を同時に申し込んだ人は380,000円(税込)です。全講座を修了して認定要件を満たした人は、年1回の卒業式で修了証書を受け取り、協会が認定する「プロ修了心理カウンセラー」または「プロ公認心理カウンセラー」の認定を取得できると案内されています。認定の区分の詳細は協会への問い合わせを求めています。
国家資格の公認心理師との違い
心理職の国家資格には、公認心理師法に基づく公認心理師があります。公認心理師になるには国家試験に合格して登録を受ける必要があり、同法第44条は公認心理師でない人が公認心理師の名称や、名称の中に心理師という文字を使うことを禁じています。基礎心理カウンセラーは協会の講座修了を示す民間の認定で、国家資格の代わりにはなりません。医療機関や学校の心理職の求人では、公認心理師などの国家資格を応募条件にしている場合があります。
当サイトの提案:まず1日体験セミナーや前編だけを受け、講座の形式が自分に合うかを確かめてから後編を申し込むと、費用の負担を分けられます。申し込む前には、通いたい校舎の日程カレンダーで受講できる日を数え、オンライン受講が大阪校の講座だけである点と、認定証が修了式でしか受け取れない点を確認してください。心理職への就職を目標にする場合は、希望する職場の求人票で求められる資格を先に調べておくと、民間の認定と国家資格のどちらを優先するか判断しやすくなります。
参照資料と確認日
2026年10月4日確認。年度を記載した日程・手数料は、その年度の公式案内に基づきます。