資格が必要な施設と、担当する仕事
クリーニング業法は、洗濯物の受取・引渡しだけを行う施設を除き、クリーニング所ごとに1人以上のクリーニング師を置くことを求めています。営業者自身がクリーニング師で、その施設で主に業務に従事する場合の扱いも定められています。すべての従業員が免許を持つという意味ではありません。
資格の対象は洗濯物の処理に関する衛生・技術です。店舗の開設届や構造設備の確認など、営業に必要な手続は免許取得とは別に確認する必要があります。
受験条件と試験科目
受験には、中学校卒業相当など、法律に定める学歴要件が必要です。実務経験の年数を全国共通の受験条件とする制度ではありません。学歴に関する例外や海外の学校歴がある場合は、願書を提出する前に試験担当窓口へ確認してください。
法定の科目は、衛生法規、公衆衛生、洗濯物の処理に関する知識及び技能です。東京都の令和7年度試験では、3分野の学科試験に加え、実地でワイシャツのアイロン仕上げ、繊維の鑑別、しみの鑑別としみ抜きが扱われました。地域の実施要領にある課題・器具・持参物まで確認して準備します。
日程・費用は地域と年度を分けて見る
試験は都道府県単位で実施され、日程や申請方法、手数料は受験先で確認します。参考として、東京都の令和7年度試験は学科が2026年1月24日、実地が同月27日または28日の指定日時で、試験手数料は10,800円でした。これは終了した回の情報で、全国共通の料金や次回の募集日程ではありません。
同じ年度の試験でも学科と実地が別日になる場合があります。両日とも参加できるか、出願時に学歴を確認する書類などが必要かを、先に確認しておきましょう。
学科と実地を組み合わせて準備する
当サイトの提案として、学科は受験先が公開する過去の問題から用語と出題形式を確認し、間違えた項目を法規・衛生・処理技術に分けて復習します。実地は、当該年度の課題と評価対象を把握したうえで、経験者の指導を受けられる環境を確保すると準備しやすくなります。
試験の手順を自己流で決めたり、古い実地課題だけで練習したりせず、現在の受験案内を基準にしてください。合格に必要な学習時間や合格率を一律に約束できる資料はありません。
合格後の免許申請と研修
試験合格後には免許の申請が必要です。合格通知を受け取った時点で手続がすべて完了するわけではありません。申請場所・手数料・必要書類を確認し、免許証を受け取るまで進めます。
また、クリーニング所で業務に従事するクリーニング師には、指定研修を受ける義務があります。免許取得試験と、就業後に受ける研修は別の制度です。自分の研修の対象時期を勤務先と確認しておくことも、就業後の準備に含めてください。
参照資料と確認日
2026年10月2日確認。年度を記載した日程・手数料は、その年度の公式案内に基づきます。