似顔絵検定とは
似顔絵検定は「顔検」とも呼ばれる民間の実技検定で、内閣府認証の特定非営利活動法人日本似顔絵検定協会が実施しています。協会は一般財団法人全日本情報学習振興協会のグループ団体で、申込や支払いは振興協会の申込サイトを通じて行います。
試験は、出題された人物の特徴をとらえ、描き分ける力を評価するものです。協会の試験内容表では、全級に共通するテーマとして「特徴を捉えて人物を描き分ける」ことが挙げられ、級が上がるにつれて、年齢の描き分け、顔の向き、ポーズ、背景、風刺画といった課題が加わります。年齢・学校・学年は問われず、誰でも受験できます。
級ごとの課題・問題数・時間・受験料
公式の試験内容表をもとに整理すると次のとおりです。受験料は税込です。全級カラーで描く前提で、モノクロの指示がある問題だけが例外です。
| 級 | 主な課題 | 問題数・時間 | 受験料 |
|---|---|---|---|
| 6級・5級 | 男女を描き分ける(趣味・入門レベル) | 2問・60分 | 各4,400円 |
| 4級 | 老若男女を描き分ける(基礎レベル) | 2問・60分 | 4,400円 |
| 3級 | 老若男女を描き分ける(基礎レベル) | 3問・90分 | 5,500円 |
| 準2級 | 右・左・横顔の描き分け、簡単なアクションポーズと背景 | 3問・90分 | 7,700円 |
| 2級 | 右・左・横顔・あおりの描き分け、指定ポーズ、簡単な背景 | 3問・90分 | 7,700円 |
| 準1級 | 乳幼児を含む描き分け、俯瞰・あおり、モノクロ、背景、簡単な風刺画 | 4問・120分 | 8,800円 |
| 1級 | 準1級の課題に加え、物や動物への擬態、2名が登場する風刺画 | 5問・120分 | 11,000円 |
2026年度の日程
協会の日程表では、2026年度に次の3回が予定されています。第53回は2026年6月21日に実施済みで、合格発表と合格証書のダウンロードが始まっています。第54回は2026年11月29日(日)で、申込期間は7月6日から10月29日までです。第55回は2027年3月14日(日)で、申込期間は2026年12月7日から2027年2月12日までです。日程は変更される場合があると注記されています。
第54回は1級から6級までの全級を実施します。申込はインターネットだけで受け付け、郵送やコンビニの端末からは申し込めません。受験方法はオンラインと協会の認定校の2つで、認定校での受験はその学校の生徒に限られます。
オンライン受験の進め方
オンライン試験では、パソコンかスマートフォンの画面に表示された問題を、協会から郵送された指定の解答用紙に描きます。必要なものは、パソコンまたはスマートフォン、内蔵カメラがない場合のWebカメラ、スマートフォンで受ける場合のスタンド、届いた受験票・解答用紙・返送用封筒、それに自分で用意する画材です。
試験は全国一斉に始まり、開始前に画面上で注意事項の説明があります。試験中は端末のカメラで受験者が撮影され、その画像は監督業務に使われます。受験票と解答用紙、返送用封筒は試験日のおよそ10日前に届くので、中身を確かめ、試験前日までに受験する場所で動作確認を済ませておきます。推奨ブラウザは、パソコンならGoogle ChromeかEdge、スマートフォンならGoogle ChromeかSafariです。解答時間が終わったら、5分以内に解答用紙をカメラで撮影して送信し、原本はその日のうちにポストに投函します。合否は試験からおよそ1か月後に発表されます。受験の流れは公式サイトの「似顔絵検定の受験方法」にまとめられており、本番と同じ手順を試せる動作確認サイトも用意されています。
級の選び方と当サイトの提案
公式サイトでは級ごとのサンプル問題が公開されています。課題の差が大きいのは3級と準2級の間で、準2級からは正面以外の顔の向きやポーズ、背景が加わります。準1級と1級は問題数が4〜5問に増え、風刺画のように構成力を求める課題も入ります。
当サイトの提案:受ける級は、サンプル問題を実際の制限時間で描いてみて決めるのが確実です。たとえば3級なら90分で3問を描き切れるかを試し、時間が余るようなら準2級の課題表にある横顔や簡単な背景に挑戦してください。カラー画材を使うため、手元の照明とカメラの位置を本番と同じ机で整え、色が正しく写るかも事前に確かめておきましょう。
参照資料と確認日
2026年10月4日確認。年度を記載した日程・手数料は、その年度の公式案内に基づきます。