どんな試験か
日本語能力試験は、独立行政法人国際交流基金と公益財団法人日本国際教育支援協会が主催する試験です。日本国内の試験は日本国際教育支援協会が、海外の試験は国際交流基金が現地の機関と協力して実施しています。結果は日本語力の証明として、進学や就職、在留に関わる手続きなどで使われます。
2026年7月試験の応募者は速報値で943,671人で、海外62か国・地域の182都市と、国内47都道府県で実施されました。海外では、7月か12月のどちらかしか実施しない都市があります。
5つのレベルと試験科目
レベルはN1からN5までの5段階で、N5がいちばんやさしく、N1がいちばん難しいレベルです。N4とN5は主に教室で学ぶ基本的な日本語の理解を、N1とN2は現実の生活の幅広い場面での日本語の理解を測ります。N3はその間をつなぐレベルとされています。
試験科目は言語知識(文字・語彙・文法)、読解、聴解です。2026年第2回の国内試験では、N1が言語知識・読解110分と聴解55分、N2が105分と50分です。N3からN5は言語知識を2つの時間帯に分けて実施し、N3の場合は文字・語彙30分、文法・読解70分、聴解40分です。どのレベルも、試験が始まってから試験室に入ることはできません。
合否の決まり方
合格には、総合得点が合格点以上であることと、得点区分ごとの基準点をすべて上回ることの両方が必要です。総合得点はどのレベルも180点満点で、合格点はN1が100点、N2が90点、N3が95点、N4が90点、N5が80点です。N1からN3は言語知識、読解、聴解の3区分それぞれで60点中19点が基準点です。N4とN5は言語知識・読解で120点中38点、聴解で60点中19点が基準点です。1区分でも基準点に届かなければ、総合得点が高くても不合格になります。
2026年の国内試験の日程と受験料
2026年の国内試験は、第1回が7月5日、第2回が12月6日です。第2回はN1とN2を午前、N3からN5を午後に実施します。申込は日本国際教育支援協会のウェブサイトでMyJLPTに登録してから行い、受付期間は8月24日から9月7日17時まででした。確認日時点で第2回の申込は終わっており、受験票は11月20日までに送られる予定です。
国内の受験料は7,500円(税込)です。支払いはクレジットカード、ペイジーによる銀行振込み、コンビニエンスストアで行います。2026年の国内試験は、原則として日本語を母語とせず、在留管理制度上の中長期在留者または特別永住者である人が対象です。同じ回に複数のレベルを受けることはできません。海外で受ける人は、受験する国・地域の実施機関の案内に従います。
受験の準備
当サイトの提案:まず提出先の学校や企業、手続きで求められるレベルを確認し、公式サイトの認定の目安と照らして受けるレベルを決めてください。国内で受ける人は、次の2027年第1回の申込期間が公表されたらすぐMyJLPTに登録できるよう、在留カードの情報と顔写真を準備しておくと手続きが滑らかに進みます。公式サイトの問題例で各科目の時間配分を一度試しておくと、基準点の取りこぼしを防ぎやすくなります。
参照資料と確認日
2026年10月3日確認。年度を記載した日程・手数料は、その年度の公式案内に基づきます。