人間力認定協会はどんな団体か
一般社団法人人間力認定協会は、2019年6月に設立された団体で、本部は静岡県静岡市葵区にあります。「理解は支援の第一歩」をスローガンに、発達障害についての正しい知識を広める活動をしていると説明しています。資格講座の提供、会員との意見交換会、データ提供と政策提言、非認知能力の育成と普及などを活動内容に挙げています。
この記事のタイトルは団体名です。「人間力認定協会」という名前の資格があるわけではなく、協会が複数の民間資格を認定しています。電話での問い合わせは受け付けておらず、メールか問い合わせフォームで連絡する方式です。
協会が認定している資格
協会の資格制度ページには、発達支援関連の3資格とメンタルヘルス関連の1資格が掲載されています。ITスキル関連のタッチタイピング検定は休止中です。
| 資格名 | 認定開始 | 受講料(DVDなし・税込) | 主な学習内容 |
|---|---|---|---|
| 児童発達支援士(第2版) | 2020年12月 | 37,400円 | 発達障害の特性、支援・療育方法とケーススタディ |
| 発達障害コミュニケーションサポーター(第2版) | 2021年7月 | 34,100円 | 発達障がい児のコミュニケーション課題、学童期・青年期のトレーニング |
| SSTスペシャリスト(第2版) | 2022年4月 | 31,500円 | SSTの基礎知識と実践ワーク |
| メンタルヘルス支援士 | 2025年3月 | 35,200円 | 精神疾患・発達障害の基礎、カウンセリングの基本 |
発達支援関連3資格の第2版は2025年4月12日にリリースされ、第2版の受験料はいずれも5,060円です。第1版の受験料は4,070円とされています。SSTスペシャリストは従来、児童発達支援士か発達障害コミュニケーションサポーターの受講者に限っていましたが、2026年9月から受講歴を問わず受講できるようになりました。
受講から認定までの流れ
申込はすべてオンラインで、入金後3日以内に案内メールが届き、7日以内に教材が発送されます。学習は紙のテキストが中心で、試験対策動画をDVDかオンラインで視聴します。受講期限は8か月で、期限を過ぎた場合は有料で延長できます。
試験は自宅で受けるオンライン形式で、2択か4択の問題に答えます。365日24時間受験でき、終了と同時に点数と合否が表示されます。合格者には1か月以内に認定証が届きます。どの資格も学歴・経歴・年齢の制限はありませんが、講座を受講しないと受験できません。
合格後の会員制度
児童発達支援士、発達障害コミュニケーションサポーター、SSTスペシャリストのいずれかの合格者は「認定支援士」に登録できます。名刺やプロフィールに認定支援士と記載でき、協会主催イベントの案内を優先的に受け取れます。協会は、講演や業務を斡旋・紹介する制度ではないと明記しています。協会を応援する賛助会員の制度もあり、会員には年2回の会報が配信されます。
資格を選ぶときの考え方
当サイトの提案:発達支援を初めて学ぶ人は、協会自身も勧めているように児童発達支援士から始め、実践的な内容を求める場合にSSTスペシャリストを検討すると順序が分かりやすくなります。勤務先で取得を求められている場合は、どの資格名が指定されているか、受講料の補助や人材開発支援助成金の対象になるかを、申し込む前に職場へ確認してください。
参照資料と確認日
2026年10月4日確認。年度を記載した日程・手数料は、その年度の公式案内に基づきます。