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資格・講習・登録制度の解説

日本警察犬協会公認訓練士

記事更新日:編集:マサキ

学ぶ内容と準備の進め方を、制度の条件や参照先とあわせて整理します。

この記事の目次 6項目

日本警察犬協会公認訓練士とは

日本警察犬協会公認訓練士は、公益社団法人日本警察犬協会が独自に認定する訓練士の資格で、法令にもとづく国家資格とは別の民間資格です。協会は昭和22年に公益法人として設立され、警察犬種の改良増殖や審査会・競技会の開催を行っています。

公認訓練士は三等訓練士から始まり、二等訓練士、一等訓練士、一等訓練士正、最高位の一等訓練士長の5階級に分かれています。三等から二等へは三等として2年以上、二等から一等へは二等として3年以上訓練に従事し、所定の条件を満たしたうえで協会の関係機関から推薦を受ける必要があります。一等訓練士正と一等訓練士長は、それぞれ前の階級でおおむね6年を経過し、協会への貢献や功労があった人が対象です。昇格はいずれも協会の理事会が審議して承認します。

三等訓練士試験の受験資格と訓練実績

公認訓練士になるには、協会が実施する三等訓練士試験に合格しなければなりません。協会が示す受験資格は次の3つです。

  • 協会の会員で満18歳以上であること
  • 訓練の経験があり、訓練に関係していること
  • 所定の訓練試験合格実績があること

訓練実績とは、自分が訓練した犬を協会の訓練試験科目に2頭5科目以上合格させることです。実績が規定に届いていなければ受験できません。受験資格を満たしたうえで人物や素行の判定を受け、適当と認められた人が試験を受けられます。合格者は理事会の承認を経て協会に登録され、免状・公認訓練士証・記章が交付されます。

犬が受ける訓練試験の仕組み

訓練実績のもとになる訓練試験は全部で15科目あります。最初に受験できるのは服従作業のG1S、G1、G2S、G2と、警察犬作業のPGH1、PAH1、PBH1、PSH1の8科目で、いずれも生後6か月以上の犬が対象です。PAH2などの2の科目は1の試験に合格した犬、3の科目は2の試験に合格した犬が受験できます。評価は得点の割合で決まり、60%未満は不合格です。

評価は得点の割合に応じて、90%以上が優、80%以上90%未満が特良、70%以上80%未満が良、60%以上70%未満が可となります。たとえばG1は紐付脚側行進や紐無脚側行進、停座及び招呼など5課目で50点満点、G2はダンベル持来や片道障害飛越を含む8課目で80点満点です。

訓練試験は協会の審査員に依頼して個別に受ける方法と、本部や支部の競技会・審査会と並行して行われる公開訓練試験があります。非会員や警察犬種以外の犬でも受験でき、受験料のほかに審査員の交通費と審査料が別に必要です。

協会が案内する準備の進め方と費用

協会は、まず見習訓練士として公認訓練士が経営する訓練所に入所し、受験に必要な実績を作るのが最も良い方法だと案内しています。協会の公式サイトには全国公認訓練所の一覧が掲載されています。協会によると、訓練士を養成する公的な専門学校はなく、私的な養成機関で学んでも協会の資格は取得できません。

受験には協会への入会が前提になります。入会金は2,000円、正会員の年会費は14,000円で、公認訓練士や訓練業者などの特別会員は年会費10,000円です。三等訓練士試験そのものの受験料や年間の実施日程は公開ページで確認できなかったため、協会本部への確認が必要です。

資格を取ったあとも、公認訓練士には2年ごとの登録更新が義務付けられています。責務を果たさない場合や協会の趣旨に反する行為があった場合は、資格の停止や取消し、降格があり得ます。

申込前に確認したいこと

嘱託警察犬は各道府県警察が毎年の審査会で選考して指定するもので、協会の公認訓練士資格とは別の制度です。警察犬の仕事に関わりたい場合は、資格の取得と嘱託警察犬の審査を分けて考える必要があります。

当サイトの提案:まず協会に入会し、近くの公認訓練所に見習訓練士として受け入れてもらえるかを相談してください。そのうえで、担当の訓練士と一緒に、どの犬でどの訓練試験科目を狙えば2頭5科目の実績に届くかを計画し、最後に協会本部へ三等訓練士試験の受験料と次回の実施時期を問い合わせる順番が現実的です。

参照資料と確認日

2026年10月4日確認。年度を記載した日程・手数料は、その年度の公式案内に基づきます。

参照情報

参照先と確認日の見方

資料の対象年度と確認日は本文の記載をご覧ください。記事更新日は、公式資料の発表日や確認日とは異なります。申込前には実施機関の最新案内を確認してください。

日本警察犬協会:公認訓練士制度

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マサキ
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