日本健康心理学会とはどんな団体か
一般社団法人日本健康心理学会は、健康の維持と増進、病気の予防と治療に関わる心理的な原因と対処を研究し、健康教育や健康政策に心理学から貢献することを目指す学術団体です。会員はおよそ1,300名で、心理学、医学、教育学、看護学、栄養学、体育学などの研究者のほか、健康心理学に関心のある会社員や教員なども在籍しています。
学会は年次大会の開催、機関誌「Journal of Health Psychology Research」の発行、研修会の開催などを行っています。会員は機関誌の電子版を閲覧でき、大会参加費の割引を受けられます。2026年度の第39回大会は11月21日と22日に関西で開かれる予定です。
学会が認定する3種類の資格
学会は認定健康心理士制度規則に基づいて資格を認定しており、次の3種類があります。いずれも学会独自の民間資格です。
| 資格 | 主な役割 | 学会員の要件と有効期間 |
|---|---|---|
| 健康心理士 | 上位資格者の助言を受けながら、健康心理アセスメントやカウンセリング、健康教育プログラムに当たる | 会員でなくても取得可。有効期間の定めなし |
| 専門健康心理士 | 健康心理学の研究を行い、アセスメントやカウンセリング、健康教育に当たる | 正会員が条件。5年ごとに更新 |
| 指導健康心理士 | 研究・教育・実践の普及に貢献し、健康心理士や専門健康心理士のスーパービジョンを行う | 正会員が条件。5年ごとに更新 |
健康心理士は、4年制大学の卒業者などが経歴に応じた申請タイプで申請します。認定校のカリキュラムを修めた人や心理学関連学科の卒業者は書類審査、それ以外の学部の卒業者などは心理学検定2級以上に合格したうえで健康心理学の試験と面接を受けます。専門健康心理士は、大学院で心理学などを修めて90時間相当の実習や職場経験を積んだ人などが対象で、健康心理士から5年後に昇格する方法もあります。
2026年度の試験日程と費用
2026年度の健康心理士と専門健康心理士の資格認定試験は、12月6日にZoomで行われます。願書の受付は10月19日から30日まで(必着)で、受験料と審査料は11月4日までに振り込みます。受験料は面接のみが7,000円、面接と試験1科目が10,000円で、審査料は10,000円です。合格した場合は登録料30,000円がかかり、健康心理士に合格した人は認定健康心理士会の終身会費20,000円も納めます。結果は2027年1月18日ごろまでに発送される予定です。
書類審査だけで申請できる人は、毎年10月から2月28日(必着)まで申請書類を受け付けています。
資格の更新と昇格
専門健康心理士と指導健康心理士の更新には、正会員であることと、5年間の研究業績や大会・研修会への参加、実践活動の評価が10点以上あることが必要です。上位資格への昇格には、それぞれの資格を取得してから5年以上が経過していることなどの条件があります。
入会や資格申請を考える人へ
当サイトの提案:健康心理士だけを取りたい人は、入会せずに申請できるので、まず資格申請の手引きで自分の申請タイプを確認してください。将来専門健康心理士を目指す人は、入会して大会や研修会に参加した記録を残しておくと、昇格や更新の評価点を準備しやすくなります。年会費などの入会条件は学会の入会案内ページで最新の内容を確かめてから申し込むと確実です。
参照資料と確認日
2026年10月3日確認。年度を記載した日程・手数料は、その年度の公式案内に基づきます。