日本催眠医学心理学会の概要
日本催眠医学心理学会は、医学、歯学、心理学の諸分野で催眠の科学的研究を進めることを目的とする学術団体です。学会概要によると、1956年10月に催眠研究会として設立され、1963年11月に日本催眠医学心理学会へ名称を変えました。学会誌「催眠学研究」とニューズレターを発行し、実験的研究と臨床的研究の両方を扱っています。
学会は毎年大会と研修会を開いています。2025年10月には第71回大会が日本臨床催眠学会第25回大会との合同で九州大学で開かれ、技法研修会も行われました。2026年6月には第72回大会の案内が掲載されています。
入会の条件と会費
入会を希望する人は入会申込書を学会事務局に送り、常任理事会の審査を受けます。入会が認められると年会費の請求書が届き、納入した時点で登録されます。申込書には所属機関と職、所属学会、これまでの主な研究、推薦者を書きます。所属学会は日本学術会議に登録された協力学術研究団体であることが求められます。推薦者は原則として学会の正会員で、身近にいない場合は学会主催の研修会に参加して、正会員や講師に依頼するよう案内されています。
入会金は5,000円、年会費は正会員・準会員とも7,000円です。賛助会員は1口10,000円です。
認定催眠士の要件
認定催眠士は、催眠の理論と方法による人間理解に基づいて、催眠法を適正に使う知識と経験、技能があると学会の資格認定委員会が認めた人の資格です。認定催眠士資格認定要件細則では、次の要件を定めています。
- 基礎資格:引き続き3年以上正会員であり、大学または大学院で医学、歯科医学、心理学、教育学、社会福祉学、看護学などを卒業・修了しているか、同等の学識があること
- 研究実績:論文、学会発表、学会学術大会への参加などで合計10ポイント以上。学術大会参加の2ポイント以上が必須
- 研修実績:理論分野10ポイント、実技分野20ポイント以上。それぞれ6ポイント、12ポイント以上は学会主催研修会で得ること。中級または上級の研修会に1回以上参加していること
- 推薦者:指導催眠士2名の推薦
指導催眠士は、認定催眠士の資格を持つ人のうち、催眠法を学ぶ人に適切な指導と助言ができると認められた人の資格です。
審査の流れと費用
審査実施要領によると、認定催眠士の審査は原則として毎年同じ日程で行います。申請受付は9月10日から12月10日までで、書類審査の結果は1月中旬までに全員に通知されます。書類審査の合格者には面接試験の日時と場所が知らされ、4月初旬の常任理事会で審議したうえで、4月末までに結果が通知されます。筆記試験は暫定措置として当面行わないとされています。
審査料は20,000円で、納付後は返却されません。合格した人は通知から3か月以内に誓約書を出し、登録料20,000円を納めると認定証が交付されます。資格の有効期間は5年で、更新できます。日程や手続きに変更がある場合は、前年度末までに公表するとしています。
資格を目指す人へ
認定催眠士は、正会員として3年以上在籍したうえで研究と研修のポイントを積む必要があるため、入会から申請まで数年かかります。
当サイトの提案:まず入会申込書の推薦者欄を埋められるかを確認し、難しければ学会主催の研修会に参加して相談してください。入会後は大会参加と研修会の受講証明を毎回保管し、研究実績10ポイントと研修実績の内訳を表にして管理すると、申請の年に不足が見つけやすくなります。申請する年は、9月10日からの受付開始前に審査実施要領を読み直し、変更がないか確かめてください。
参照資料と確認日
2026年10月4日確認。年度を記載した日程・手数料は、その年度の公式案内に基づきます。