日本選択理論心理学会

民間資格 難易度 ★★★

日本選択理論心理学会が認定する民間資格で、ウィリアム・グラッサー博士が提唱した選択理論心理学の理解と実践能力を証明する。勉強時間の目安は認定レベルによって異なり、基礎から上級まで段階的な取得が可能。心理支援・教育・組織マネジメントなど幅広い領域での活用が想定される。

合格率
勉強時間 目安
120h
受験料
想定年収 目安
380
独自指標 / コスパ指数 ※当サイト独自試算
52
収入B
難易度B
受験料B
算出: 想定年収÷勉強時間÷受験料の独自スコア

日本選択理論心理学会とは?資格の概要

資格区分民間資格
主管日本選択理論心理学会
受験資格各認定レベルにより異なる(所定の研修・講座修了が条件)

勉強時間と学習期間の目安

必要勉強時間(目安・中央値) 約24時間 (幅: 24〜24時間)

※ 集中基礎講座の総受講時間。3日間で計24時間(1日約8時間)

教材の選び方と定番の組み合わせ

学習者の間でよく使われている教材の傾向を整理しました。市販テキスト・問題集・通信講座はそれぞれ役割が異なるので、組み合わせ方が重要です。

教材 種別
グラッサー博士の選択理論(マザーブック) テキスト/理論書。学習全期間を通じて手元に置く基本教材
集中基礎講座(認定NPO法人日本リアリティセラピー協会主催) 公式講座。資格取得の前提要件であり最初の入口
集中上級講座(認定NPO法人日本リアリティセラピー協会主催) 公式講座。選択理論心理士試験の受験資格要件

推奨される学習順序

学習範囲が広い資格では、どの分野から着手するかで効率が大きく変わります。配点や習得難易度を踏まえた標準的な学習順序は以下の通りです。

  1. 集中基礎講座受講(24時間) — 資格取得ルートの入口であり、上位講座への前提
  2. 中級・上級講座受講(複数講師から学ぶ) — 試験受験資格のひとつである集中上級講座修了に必要。5つの講座のうち3名以上の講師から学ぶことが求められる
  3. コンサルタントとの契約・資格更新ポイント5P以上取得 — 受験申請に必要な書類・推薦要件の整備
  4. 受験レポート作成・書類審査(3月1日〜4月30日申込) — 申込期限を逃すと1年待ちになるため、準備の優先度が高い

選択理論心理士とは何か――資格の概要と取得後のキャリア

  • 「日本選択理論心理学会」認定の民間資格。全国の保有者は約200人と希少
  • 選択理論心理学の創始者ウィリアム・グラッサー博士の理論を正確に実践・普及できると認定されることを意味する
  • 看護・教育・社労士業務・企業研修など幅広い職種での活用実績がある
  • 資格は5年ごとに更新が必要であり、継続的な学習が求められる

選択理論心理士の受験資格――5つの条件を早めに確認すべき理由

  • 日本選択理論心理学会の正会員として2年以上在籍しているこ
  • 認定NPO法人日本リアリティセラピー協会主催の集中上級講座を修了しているこ
  • 資格更新ポイントを5P以上取得しているこ
  • 選択理論のコンサルタントと契約を結び、推薦を得ているこ
  • 日常生活・職場・公共の場で選択理論を実践していることが審査で確認される
  • 5要件のうち「2年以上在籍」があるため、思い立ったらすぐ入会手続きを進めることが最短ルート

選択理論心理士の試験スケジュールと申込手順

  • 受付期間:毎年3月1日〜4月30日(消印有効・郵送のみ)
  • 試験日:8月最終週の土日。書類審査通過後、5月初旬〜6月上旬に詳細連絡
  • コロナ禍以降はオンライン試験形式に変更。遠方受験者への時間的配慮あり
  • 書類審査料13,000円・面接審査料20,000円・合格後の資格登録料10,000円が必要

選択理論心理士試験の提出書類と合否を左右するレポートの書き方

  • 申請書(資格更新ポイント証明書類を添付)とレポートの2点を提出
  • レポートはA4用紙1500〜2000字程度
  • ①選択理論を日常でどう活用しているか、②習熟度の自己評価、③取得後の活用ビジョン、の3点を含める構成が推奨される
  • 書き方の規定は特になく、①②③を分けて書くと文字数・構成ともにまとまりやすい
  • 「知識がある」だけでなく「日常で実践している」ことを具体的に書くことが合否を分けるポイント

集中基礎講座の全体像――申込から受講当日までの流れ

  • 認定NPO法人日本リアリティセラピー協会のホームページからスケジュールを確認し申込フォームを送信
  • 申込は「席の確保」ではなく仮申込。事務局メール(1時間以内到着)でのやり取り後、入金をもって席確定
  • 受講料はゆうちょ銀行振込。全額または申込金の2段階払いが選べる
  • 受講時間はトータル24時間(3日間・1日約8時間が標準)
  • 定員は最大16名。日程によってオンライン(Zoom)開催あり
  • キャンセルは開催1週間前まで可能。申込金のプール(次回講座への充当)制度もある

選択理論心理士を目指す学習ルート――基礎から資格取得までの5講座

  • 公式講座は集中基礎・集中中級・集中上級の3講座と、プラクティカム基礎・プラクティカム上級の2演習講座の計5種
  • 受験資格には「集中上級修了」が必須のため、基礎→中級→上級の順に受講するのが基本ルート
  • 5講座のうち3名以上の異なる講師から学ぶことが求められる
  • 各講座は全国各地の主催者が開催するため、スケジュールと開催地を早めに確認して組み合わせる必要がある

マザーブック(グラッサー博士の選択理論)との向き合い方と副読本の選び方

  • 原著の日本語訳は2000年刊行。内容が濃く一気読みは困難なため、学習会や講座時に手元に置いて随時参照するスタイルが定着しやすい
  • グラッサー博士の日本語訳書籍は全16冊存在し、入門として薄くて読みやすい小冊子から入る選択肢もある
  • 厚さ5mm・価格500円程度の小冊子でエッセンスを先に掴むと、マザーブックの内容が頭に入りやすくなる
  • 理論書は複数冊を並行して読むことで、個人見解と共通理解の区別がつき理解が深まる

選択理論心理士の資格を活かせる場面――職種別の実践例

  • 医療・看護分野:患者や職員との関係構築、感情的な場面での冷静な対応
  • 教育分野:学校での生活指導・教育相談・生徒の主体性引き出し
  • 社労士・人事労務分野:ハラスメント相談・問題社員対応・顧問先との関係維持
  • 企業研修・コーチング:組織のトラブル予防、協力関係の設計
  • 精神病院での適用実績では退院率1%→95%、刑務所での適用では再犯率65%→3%という数値が報告されている

日本選択理論心理学会の年次大会と継続学習の仕組み

  • 毎年秋に年次大会を開催。2026年は第34回大会が岡山国際交流センターにて10月10〜11日に予定
  • 大会テーマはグラッサー博士の理論を正確に次世代へ伝えることに焦点
  • 学会正会員としての継続在籍と資格更新ポイントの取得が資格維持に必要
  • 全国各地でワンデーセミナー・勉強会が定期開催されており、オンライン・対面の両形式で参加可能

合格者の声(体験パターンから)

実際に合格した学習者の体験を、典型的なパターンに整理しました。個別の属性ではなく、学習スタイル・期間・行動の類型として参照してください。

典型的な合格パターン

長期実践積上げ・医療福祉職型

想定プロフィール 医療・福祉・看護系の専門職。選択理論を本業と並行しながら数年かけて習熟し、講座・学習会を継続的に受講
時間配分 業務と並行しながら協会主催の講座・学習会・ワンデーセミナーに定期参加
中心となる教材 基礎プラクティカム、上級集中講座、コンサルタントとの継続セッション、学習会・ワンデーセミナー
  • 上級集中講座を修了した時点で、受験に必要な5条件がようやく揃うパターンが多い
  • コンサルタントとの継続的なセッションを通じて実践の精度が上がり、推薦を得られる水準に到達する

教育・産業・地域支援型

想定プロフィール 教育・企業・組織支援などの分野で選択理論を活用している実践者。職場や地域での人間関係改善を主な実践場面とする
時間配分 職場・学校・地域活動の現場での実践を積みながら、学会・協会の講座に段階的に参加
中心となる教材 基礎プラクティカム、上級集中講座、コンサルタントとの継続セッション
  • 職場や教育現場での具体的な実践事例が、実践レポートの核心部分として機能するケースが多い

学習中によく直面する壁

  • 多段階の受験資格条件の複雑さ — 学会正会員歴2年以上・上級集中講座修了・更新ポイント5P以上・コンサルタント契約・推薦取得という5条件をすべて満たす必要があり、準備に相当の期間がかかる構造になっている
  • 実践レポートの構成・内容の迷い — 1500〜2000字で「日常実践・自己評価・今後のビジョン」の3点を網羅する必要がある一方、書き方の定型がなく、何をどう書けばよいか迷いやすい
  • 費用負担の重さ — 書類審査料・面接審査料・資格登録料の合計が4万3千円以上となり、受験タイミングの慎重な判断が求められる

学習を立て直した契機

  • コンサルタントとの継続セッションの深化 — 要件充足にとどまらず、実践の質そのものを高める機会として機能しやすく、推薦を得られる水準への到達を自然に後押しする
  • 学習会・セミナーへの継続参加 — 更新ポイント取得を目的とした参加が、仲間との交流を通じて知識の定着と応用力の底上げにつながるパターンが多い

試験直前1ヶ月の典型行動

  • 実践レポートの仕上げと郵送 — 日常での選択理論活用記録・自己評価・取得後のビジョンを3項目に分けて2000字前後にまとめ、書類審査料とともに郵送する。書式の自由度が高い分、構成を固めるのに時間がかかる傾向がある

試験当日の場面と対処

  • オンラインでの面接審査 — コロナ以降オンライン形式に移行しており、遠方在住者への時間的配慮もある。場所を問わず受験できる環境が整っているため、物理的なハードルは下がっている

合格後に振り返って気づくこと

  • 資格取得はゴールではなく、取得後の実践・普及活動にこそ意義があるという認識に至るパターンが多い
  • 取得プロセスで深まった仲間との繋がりが、資格そのものと並んで長期的な財産になる

勉強中・試験当日のリアルな声

上級集中講座が終わって、ようやくスタートラインに立てたってなる
レポートに何を書けばいいか迷って、下書きを何度も消してしまう
コンサルタントに推薦してもらえるかどうか、直前まで落ち着かなくなってしまう
日常で選択理論を使えてるか問われると、ふと自分の言動を振り返ってしまう
受験費用が合計4万円以上ってわかって、ちょっとためらってしまう
2年以上会員でいないと受けられないって知って、急いでも無駄だってなる
レポートを送ったあと、修正できないのにそわそわが続く
面接で実践のことを聞かれると、日頃の言動を全部思い出しながら話してしまう
合格通知より、コンサルタントに推薦してもらったときのほうが先にほっとしてしまう
全国で200人しかいないって聞いて、そんなに少ないのかってなる
書類審査が通ったら、次は面接かってまたそわそわしてしまう
資格を取ってからがスタートって言われると、合格してもゴール感がなくなってしまう

勉強中につまずきやすいポイント

受験要件を揃えるまでの長期化への焦り
コンサルタント推薦を得たときのほっとした気持ち
レポート作成時の迷いと不安
費用負担へのためらい
合格後も終わった気にならない、続いていく責任の重さ
仲間との繋がりへの充実
希少資格であることへの誇り

よくある失敗・落とし穴

独学や短期合格を目指す際に陥りやすい典型的な失敗パターンです。事前に把握しておくことで回避できます。

  • 試験申し込み期限の見落とし — 受付は毎年3月1日〜4月30日の郵送のみ。期限を逃すと次の受験まで約1年待つことになる
  • マザーブックを「ちゃんと読もう」と構えすぎて挫折する — 内容が濃く分量が多いため、完読を目標にするより手元に置いて繰り返し眺める使い方が定着しやすい
  • 知識習得だけで実践が伴わない — 資格基準として日常生活での選択理論の実践・体現が審査対象となるため、理論理解だけでは不十分
📖 主な出典: (取得日: 2026年4月19日)

基本情報・主管組織・受験資格・合格率などの事実情報は上記出典に基づきます。勉強時間・想定年収などは業界の一般的な目安として記載しており、個人差があります。最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。

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マサキ
マサキ
編集・分析担当
国家資格・民間資格あわせて1,300超の試験データを管理しながら、合格者ブログ・体験談・SNS投稿を日々読み込んでいます。公式統計だけでは見えない「実際の手応え」「つまずきポイント」を受験生視点で記事に落とし込むのが担当です。

一次情報は各試験実施機関の公式サイトと公的統計を基本とし、体験談ベースの記述は複数記事で裏付けが取れたものだけを採用。資格選びで遠回りや後悔をしない判断材料を提供することを目的にしています。
📌 掲載情報について: 本ページの数値・データは、各試験実施機関の公開情報、官公庁統計、Wikipedia等の一般情報源を元に編集しています。一部に推定値・編集部独自集計を含みます。受験申込・進路選択など重要な意思決定の前には、必ず日本選択理論心理学会の公式サイトで最新情報をご確認ください。 最終更新: 2026年4月19日