日商簿記を初めて学ぶ方に向けて、3級のネット試験の申込費用と、仕訳から決算へ進むための準備を整理します。全商・全経の簿記検定とは別の試験です。
2026年9月28日に公式案内を確認。試験の事実と、当サイトが提案する選び方・予算例を分けて記載しています。
3級を選ぶ目的と、2級へ進む目安
会社の取引を記録し、帳簿と決算書のつながりを理解したい場合は、3級の商業簿記が候補です。2級では工業簿記・原価計算も扱います。求人で2級を指定されている場合は、その要件と取得期限を確認し、3級範囲を基礎固めに使うかを決めてください。
出題範囲は日本商工会議所・3級と2級で確認できます。
ネット試験は、申込方法で手数料が変わる
| 申込方法 | 受験料・受検手数料 | 事務・払込手数料 | 申込費用の合計 |
|---|---|---|---|
| ネット申込 | 3,300円 | 550円 | 3,850円 |
| 会場へ直接問い合わせて申込 | 3,300円 | 会場指定額(未確定) | 手数料を確認して計算 |
出典:日本商工会議所:ネット試験の受験方法・費用。確認日:2026年9月28日。
インターネットで申し込む場合の3,850円に、教材、電卓を新しく買う場合の代金、交通費を足します。会場への直接申込は、手数料が全国一律ではありません。無料と確認できるまで0円で計算しないでください。どちらも自宅受験ではありません。
受験までの順序
- ネット試験か、紙の統一試験かを決める。紙で考えたい人は統一試験も比較する。
- ネット試験の場合は会場の空席と休止期間を確認する。受験資格の制限はないが、本人確認書類の準備が必要。
- 3級を選んで申し込み、支払いを終える。使用できる電卓を確認する。
- 60分の試験に合わせ、画面の問題とメモを行き来しながら解く練習をする。
- 試験後に結果を確認し、合格者はスコアレポートの二次元コードからデジタル合格証を保存する。
出典:日本商工会議所:ネット試験の受験方法・費用/CBT-Solutions:日商簿記の受験条件・申込。確認日:2026年9月28日。
「利益」と「現金」を分ける自作の練習
架空の店が商品を現金1,000円で仕入れ、1,500円で掛け売りし、後日に代金を受け取る例を考えます。これは当サイトの学習例で、公式試験問題ではありません。取引が起きた日ごとに、現金、売掛金、仕入、売上のどれが変わるかを書いてみてください。
売上を記録する日と現金を受け取る日が違うことを説明できたら、次は同じ月に複数の取引を加え、月末の残高を確かめます。税金、決算整理、在庫評価などはこの単純な例から広げて学ぶ項目です。例だけで決算を完成できるという意味ではありません。
誤答の種類で、次の復習を選ぶ
| 間違い方 | 次にすること |
|---|---|
| 勘定科目・借方と貸方の理由を説明できない | 正解を写す前に、取引で増減したものを文章にする。 |
| 個々の仕訳は合うが、集計した残高が合わない | 転記した行と合計の範囲を確かめ、途中結果を残す。 |
| 紙では合うが、画面入力で間違える | 数字の桁、入力位置、見直す順番を固定して演習する。 |
学習時間だけを増やす前に、最初の1週間の誤答をこの3種類に分けてください。翌週は最も多かった原因に練習を寄せます。上位級の取得や採用につながるかは、学んだ内容と応募条件を別に確かめます。