ペットビジネスコンサルタントの位置づけ
ペットビジネスコンサルタントは、一般社団法人日本ペット技能検定協会(JPLA)が認定する民間資格です。資格概要では、新規に業界へ参入する事業者へのコンサルティング、既存ショップの実務運営の相談、新しいビジネスモデルの開発を担う専門職と説明されています。経営コンサルタントのような国家資格とは関係がなく、名乗るために法律上の登録が必要な資格でもありません。
ヒューマンアカデミー通信講座の資格一覧表では、この資格に対応しているのはペットビジネスマイスター講座だけです。ほかの講座を受講しても取得できない点に注意してください。
ペットビジネスマイスター講座の内容
ペットビジネスマイスター講座は、トリマー、ドッグトレーナー、ブリーダー、動物看護・介護、ペットシッターなどの講座内容をまとめた総合講座です。対応する17資格は、いずれも一般社団法人日本ペット技能検定協会の認定資格です。内訳は、トリマー1級、トリマー2級、家庭犬トレーナー1級、動物健康管理士、動物介護士、ペット繁殖指導員、ドッグシッター、ペット販売士、ペット飼育管理士、セラピードッグトレーナー、ペットロスケアアドバイザー、ペット飼育アドバイザー、ペットビジネスコンサルタント、キャットケアスペシャリスト、キャットシッター、ドッグライフアドバイザー、ペット防災管理士です。このうちペット飼育アドバイザー、ドッグライフアドバイザー、ペットビジネスコンサルタントは、講座別の資格一覧表で1講座にしか印がない資格です。
| 項目 | 内容(講座運営会社の案内、2026年10月4日確認) |
|---|---|
| 標準学習期間 | 12か月 |
| 受講料(税込) | 通常価格647,900円から |
| 講座開講期間 | 24か月 |
| 教材 | テキスト、eラーニング映像講義、DVD、犬・猫骨格ポスター、添削課題、実寸モデル犬など |
| ライセンス交付料 | 資格ごとに14,000円(税込) |
交付料と検定料の額は講座運営会社の案内によるもので、協会自身の公式資料では確認できていません。協会が運営するペット検定の公式サイトでは、協会の正式名称と所在地(東京都中央区京橋)、一般向けのドッグ検定などは確認できましたが、この資格の要項は掲載されていませんでした(2026年10月4日確認)。
取得の流れと追加でかかる費用
ペットビジネスコンサルタントは、協会指定のカリキュラムを修了した人が交付申請できる資格です。講座では12か月の学習後に添削課題とモデル犬のカットを提出し、筆記と実技の課題に全て合格して修了したあと、検定試験に進む流れが示されています。
費用で見落としやすいのは、交付料が資格ごとにかかる点です。17資格すべての交付を受ければ交付料も積み上がります。トリマー1級と2級はほかの資格と扱いが異なり、ライセンス検定を受けて検定料11,000円と交付料14,000円がそれぞれ必要です。トリマー1級の受験には、ペット美容学やペット経営学など指定科目の全修了とトリマー2級の取得が求められます。
開業を考える人が確認すべきこと
ペットショップ、ペットホテル、ペットシッター、出張訓練などを事業として始める場合、動物愛護管理法により第一種動物取扱業の登録が必要です。環境省の案内では、動物の所有や飼養施設がない代理販売やペットシッターも規制の対象とされています。資格を持っていても、この登録は別に受けなければなりません。
当サイトの提案:この講座は受講料が高額で学習範囲も広いため、申込み前に、取りたい資格を17資格の一覧から選び出し、交付を受ける資格の交付料とトリマー検定料を足した総額を計算してください。開業が目的なら、始めたい業種が第一種動物取扱業のどの区分に当たるかを自治体で確認し、必要な知識が単科講座で足りるかを比べると、費用に見合うかどうかを判断しやすくなります。
参照資料と確認日
2026年10月4日確認。年度を記載した日程・手数料は、その年度の公式案内に基づきます。