ペット栄養管理士とは
ペット栄養管理士は、一般社団法人日本ペット栄養学会が認定する民間資格です。学会は1998年に設立され、ペットの栄養に関する知識の普及と指導に必要な人材を育てる目的で、2002年5月にこの資格制度を設けました。運営はペット栄養管理士認定委員会が担っています。
資格は、認定試験に合格し、学会の会員になり、管理士名簿に登録するという3段階を経て交付されます。試験に合格しただけでは名乗れない点が、ほかのペット系民間資格と異なります。学会のQ&Aでは、日本愛玩動物看護師会の「臨床栄養指導 認定愛玩動物看護師」とは別の資格であることも明記されています。
受験資格と養成講習会
受験資格は次のいずれかです。
- 養成講習会のA・B・C全3教程を修了した人
- 大学で獣医学、畜産学(応用動物学・動物生産学など)、農芸化学(バイオサイエンス学科など)の課程を修めた人。獣医学科以外の在学生は3年次の10月末に受験資格を得る
- 学会認定委員会が定めた特別認定校(専門学校)で愛玩動物看護師受験資格を持つ人。在学生は2年生の10月末から
- 認定委員会が同等以上と認めた人(獣医師、愛玩動物看護師の資格保有者を含む)
講習会の科目はペットフード総論、ペット基礎栄養学、ペット臨床栄養学(衛生学を含む)で、内容を3等分してA・B・C教程で行います。受講順は自由で、学会の会員でなくても受講できます。受講費は初回10,500円、2回目と3回目は各6,000円で、初回にテキストが配布されます。例年の時期はA教程が1月頃、B教程が6月頃、C教程が9月頃で、Q&Aによると現在はeラーニング形式で、前の教程の見逃し配信も同時に行う予定とされています。受験資格がない人は、見逃し配信を使って1回で合格しても最短1年かかると学会は案内しています。
2026年度第61回認定試験
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 試験日 | 2026年12月6日(日)15時〜17時 |
| 会場 | 東京大学農学部、京都大学農学部 |
| 出題 | 3科目から100問、マークシート方式 |
| 受験手数料 | 10,000円 |
| 申込期間 | 2026年9月12日から11月13日必着。専門学校・大学などで自校受験する人は11月2日必着 |
| 合否通知 | 2027年2月20日までに郵送 |
申込みは郵送のみで、受験願書、顔写真2枚、受験資格を証明する書面(講習会ルートなら修了証書の写し3枚)を簡易書留で送ります。受験資格があれば何度でも受験できます。資格取得方法のページでは試験を年3回(3・8・12月頃)予定と案内しているため、次回以降の日程は学会の告知で確認してください。
合格後の登録と更新
合格後は認定登録申請書を提出し、登録手数料10,000円を納めます。登録には学会会員であることが条件で、年会費は正会員5,000円、学生会員2,000円、入会金はありません。認定証の有効期限は交付日から3年間で、更新申請書の提出と更新手数料3,000円で更新します。講習会ルートで登録までにかかる費用は、Q&Aの計算で講習会3回分、受験料、年会費、登録料の合計になります。
当サイトの提案:講習会から始める人は、まず次に開かれる教程の申込期間を学会サイトで確認し、受講できる教程から申し込んでください。3教程が順不同で受けられるため、年の途中からでも始められます。修了証書は受験申込みで写しを提出するので、届いたらすぐ保管場所を決めておくと手続きで慌てずに済みます。登録後も年会費と3年ごとの更新が続くため、資格を仕事でどう使うかを考えたうえで登録の時期を決めるとよいでしょう。
参照資料と確認日
2026年10月4日確認。年度を記載した日程・手数料は、その年度の公式案内に基づきます。