試験の位置づけ
PowerPoint®プレゼンテーション技能認定試験は、株式会社サーティファイのソフトウェア活用能力認定委員会が主催・認定する民間の検定です。サーティファイの沿革によると、2001年に始まりました。試験の目的は、Microsoft PowerPointを使ったプレゼンテーションスライドの作成技能を認定することです。
2026年3月31日時点の累計受験者数は83,740名、2025年度の平均合格率は90.9%と公表されています。上級と初級はともに、特定非営利活動法人実務能力認定機構(ACPA)の検定試験認証を取得していると試験概要に記載されています。
初級と上級の違い
この試験の級は、初級と上級の2段階です。初級は、PowerPointの基礎的な技能を持ち、ビジネスシーンを想定した仕様に従って標準的なプレゼンテーションを作れるレベルです。上級は、プレゼンテーションの目的を理解したうえで、実践的な技能を使って効果的なプレゼンテーションを作れるレベルとされています。受験対象の目安は、初級が高校生から、上級が専門学校・大学生と社会人です。
| 級 | 知識試験 | 実技試験 | 受験料(税込) | 合格基準 |
|---|---|---|---|---|
| 上級 | 15分 | 90分 | 7,600円 | 知識・実技の合計で70%以上 |
| 初級 | なし | 60分 | 6,400円 | 実技で70%以上 |
出題形式
上級の知識試験は、PowerPointに関する知識を、試験実施プログラム上の選択問題15問で問います。実技試験は初級・上級とも、連続したテーマに沿った大問5問です。パソコン上に表示される問題文の指示に従ってpptx形式のファイルを作り、保存して提出します。認定基準では、初級は「仕様に従った標準的なプレゼンテーション」、上級は「目的を理解した効果的なプレゼンテーション」の作成と書き分けられています。
出題範囲は2013から2024までのバージョンごとに公開されていて、2010版は2023年3月末で提供を終えています。推奨OSはWindows11で、Macには対応していません。合格者にはデジタルバッジとデジタル認定証明書がデータで発行されます。
受験方法は随時試験
試験概要では、受験形態は随時試験会場での会場受験とされています。個人で受けるときは、まず「資格受付オンライン」でアカウントを無料登録し、随時試験会場検索で会場を探します。会場で受験日を調整して受験料を払ったあと、会場から受け取る会場コードと試験IDを「資格受付オンライン」に入力して受験申込を行います。申込方法、支払い方法、結果の受け取り方は会場ごとに異なるので、会場に確認が必要です。結果は試験後1か月以内をめどに知らされます。
公式ページには、受験するバージョンや都道府県によっては会場がない場合があると書かれています。その場合は、バージョンを変えるか、近隣の都道府県で受けることを検討するよう案内されています。
申込の手続きは2段階です。会場での申請が終わったあと、受験者自身が「資格受付オンライン」から別途受験申込を行う必要があり、すべての手続きが済むと会場側で申込が確定します。受験票はその後にマイページで確認でき、試験当日は身分証を持参します。
受験を考えている人へ
当サイトの提案:最初に随時試験会場検索で、受けたいバージョンに対応した会場が通える範囲にあるかを確認してください。会場が見つかったら、初級から受けるか上級に直接挑むかを決めます。上級には知識試験が加わるので、出題範囲の表でPowerPointの機能名や設定項目を一通り確認してから申し込むと安心です。会場によって受験日や支払い方法が違うため、希望日の数週間前には会場へ問い合わせておきましょう。
参照資料と確認日
2026年10月4日確認。年度を記載した日程・手数料は、その年度の公式案内に基づきます。