PMAは制度上の最上位資格
プログラムマネジメント・アーキテクト(Program Management Architect、略称 PMA)は、特定非営利活動法人日本プロジェクトマネジメント協会(PMAJ)の P2M 資格制度に置かれている資格です。PMAJ の資格制度ページは、PMA を「プログラム・プロジェクトマネジャーとして、高度な P2M 実践力を保有」する資格と説明し、PMR の上位資格と位置づけています。
一方で、同じページには「PMA については未実施」と明記されています。試験の一覧でも、PMA資格試験は未実施で、出題形式と出題範囲は「未発表」です。2026年10月4日時点で、PMA を取得する方法は公表されていません。以前の本文に載せていた PMA 向けの教材、学習順序、合格率は根拠がないため削除しました。
公表されている受験資格
PMAJ の試験一覧では、PMA資格試験の受験資格は PMR資格登録者とされています。つまり PMA を目指す人は、まず PMR を取得していることが前提になります。受験料、日程、審査方法はいずれも発表されていません。今後実施される場合は PMAJ の公式サイトで案内されると考えられるため、取得を考える人は PMAJ の新着情報を確認してください。
現在取得できる実践力の資格
P2M 資格制度で実践力を認定する資格のうち、試験が実施されているのは PMQ と PMR です。
| 資格 | 受験資格 | 審査方法 | 受験料(税込) |
|---|---|---|---|
| PMQ(プログラムマネジャー・クオリファイド) | PMS資格登録者で3年以上の実務経験 | 実務経歴書の書面審査と課題論述試験(180分、CBT) | 55,000円 |
| PMR(プログラムマネジャー・レジスタード) | PMR補またはPMQ資格登録者で3年以上の実務経験 | 書面審査、2日間のモジュール試験、個人面接 | 165,000円 |
PMQ は企業内で通常発生するプログラムをモデルにし、企業内での新規事業開発などで実践力を発揮できるかを論述で判定します。PMR は1企業では解決できない課題を扱うプログラムをモデルにし、国内で活躍できる人材を認定します。2026年度の PMR資格試験は、申込が2026年11月1日〜12月25日、モジュール試験が2027年1月16日と30日、面談審査が2月6日の予定です。
PMAJ は P2M 資格制度の主な対象として、学生、企業でプロジェクトに携わる人、政府や自治体で大規模プロジェクトを企画・管理する人、独立したコンサルタントを目指す人などを挙げています。業種を問わない制度で、エンジニアリング、建設、IT、製造、金融、サービスなどの分野が例示されています。
PMA の下にある知識系の資格としては、PMC と PMS があります。これらは改訂4版の P2M標準ガイドブックに準拠した CBT 試験で、知識の習得を認定します。PMA を最終目標にする場合も、PMC または PMS、PMQ、PMR と順に登録を重ねていくことになります。
目指す人が今できること
当サイトの提案:PMA を将来の目標にする場合でも、当面の目標は PMR に置くのが現実的です。まず自分が PMS、PMQ のどこまで登録しているかを確認し、次の資格の受験資格である「登録後3年以上の実務経験」を満たす時期を確かめてください。そのうえで、関わったプログラムの目的、体制、成果を実務経歴書の形で記録しておくと、PMQ と PMR の書面審査に使えます。PMA の実施が発表されたときは、受験資格、審査方法、受験料を公式の案内で確認してから準備を始めてください。
参照資料と確認日
2026年10月4日確認。年度を記載した日程・手数料は、その年度の公式案内に基づきます。