臨床発達心理士と認定運営機構
臨床発達心理士は、一般社団法人臨床発達心理士認定運営機構が認定する民間資格です。機構は、発達の臨床に携わる幅広い専門家に開かれた資格だと説明しています。人の発達や加齢に寄り添い、困難を抱える人を「発達的観点」から理解して支援できる技能を持つことが、資格の特徴とされています。
5つの申請タイプと要件
申請タイプは5つあり、複数のタイプで同時に申請したり、申請後にタイプを変えたりはできません。どのタイプに当たるかを機構に個別に問い合わせても、事前審査にあたるため回答されません。申請者自身が認定申請ガイドを読んで判断します。
| タイプ | 主な対象 | 主な要件 |
|---|---|---|
| Ⅰ 院修了 | 発達心理学隣接諸科学の大学院在学中、または修了後の臨床経験3年未満 | 指定科目3科目以上、200時間以上の実習経験 |
| Ⅱ-1 現職者院修了 | 同分野の大学院修了者 | 臨床経験3年以上、指定科目3科目以上 |
| Ⅱ-2 現職者学部卒 | 同分野の4年制学部卒業者 | 臨床経験4年以上、指定科目4科目以上 |
| Ⅲ 研究者 | 大学・研究所等での研究勤務歴5年以上 | 臨床発達心理学に関する研究業績5点以上 |
| Ⅳ 心理師 | 公認心理師資格の取得者 | 機構の臨床発達専門講習会を受講 |
指定科目は1科目4単位で、「臨床発達心理学の基礎に関する科目」と「臨床発達支援の専門性に関する科目」を必ず含めます。単位は大学院の授業のほか、機構が開く指定科目取得講習会でも取得できます。
2026年度の審査日程と費用
認定申請ガイドの販売は2026年3月1日から7月31日まででした。認定審査料33,000円の払込は7月20日から8月18日、申請書類の受付は8月1日から8月18日の消印有効で、いずれも終了しています。
一次審査はタイプによって内容が異なり、タイプⅠは書類審査と筆記試験、タイプⅡは書類審査と筆記試験または事例報告書審査、タイプⅢは書類審査と業績審査、タイプⅣは書類審査です。筆記試験は2026年9月27日に行われ、一次審査の結果は11月中旬に届きます。二次審査は複数の審査者による個別の口述審査で、11月29日に実施され、結果は12月下旬に通知されます。
合格後の認定
合格者が所定の登録手続きを終えると、5年間の資格が認定され、臨床発達心理士認定証が発行されます。2026年度の認定発行物は2027年2月以降に送られる予定です。見込みで申請して合格した人は、3月31日までに正式な書類を出し、4月の結果通知と手続きを経て5月頃に認定証を受け取ります。
来年度の申請を考えている人へ
当サイトの提案:まず自分の学歴と臨床経験の年数から、5つのタイプのどれに当たるかを申請タイプのページで見当をつけてください。指定科目が足りない場合は、指定科目取得講習会の日程を確認し、申請年度までに単位をそろえる計画を立てます。認定申請ガイドは年度ごとに改訂され、届くまで2週間前後かかると機構が案内しているので、販売が始まる3月のうちに申し込んでおくと書類準備に余裕が生まれます。
参照資料と確認日
2026年10月4日確認。年度を記載した日程・手数料は、その年度の公式案内に基づきます。