理療科教員は、視覚特別支援学校などで、あん摩・マッサージ・指圧、はり、きゅうに関する教育を担います。施術者としての免許に加え、理療を教えるための教員免許と教育実践の力が必要になります。ここでは、筑波大学理療科教員養成施設の教員養成課程を具体例として紹介します。
筑波大学の教員養成課程は2年制
同施設は理療に関する科目、特別支援教育に関する科目、教育の基礎的理解に関する科目などを学ぶ2年制の課程です。施設概要では、卒業時に特別支援学校自立教科教諭一種免許状(理療)が授与されると案内しています。
この教員免許状は、厚生労働省所管の教員養成機関で得る教員資格とは区別されます。また、同施設の「理療研修生」は卒後の臨床研修であり、教員養成課程と同じ進路として申し込まないよう注意が必要です。
2027年度一般入試の出願条件と日程
一般入試では、高校卒業等の学歴要件に加え、あん摩マッサージ指圧師・はり師・きゅう師の3免許すべてを持つこと、または入学時に取得見込みであることが条件です。免許取得見込みで受験し、当該国家試験に不合格となった場合は入学許可が取り消されます。
出願は2026年10月19~23日の期間内必着。一次試験は11月17日、二次試験は2027年1月21・22日です。一次は筆記、二次は一次合格者を対象に実技・面接を行います。推薦入試とは出願資格と日程が異なります。
費用と採用までの見通し
2027年度募集要項の検定料は5,000円、入学料は12,000円です。授業料は半期18,000円で、2026年度施設概要では年額36,000円と案内されています。納付金改定の可能性があり、教材、交通、住居などの費用は別途見積もる必要があります。「無料の職業訓練」として計画する課程ではありません。
免許の取得と就職は別です。公立の特別支援学校を希望する場合は、志望先の教員採用選考と理療科の募集を確認します。
進学前に整理したいこと
当サイトの提案:まず3免許の取得状況を確認し、出願書類の取り寄せ、実技・面接の準備、2年間の生活費、卒業後の採用時期を一つの予定表にまとめましょう。臨床を学び直したいのか、視覚障害のある生徒への教育を担いたいのかを言葉にすると、課程を選ぶ目的が明確になります。
参照資料と確認日
2026年10月1日確認。年度を記載した日程・手数料は、その年度の公式案内に基づきます。