セキュリティ・プランナーとはどんな資格か
セキュリティ・プランナーは、一般社団法人全国警備業協会が認定する民間資格です。協会の資格認定登録を受け、その名称を用いて、防犯・防災を中心に警備対象ごとに最適な安全を実現するためのプランを策定、提案、実行する人と定義されています。各種の警備業務の内容を理解したうえで、それらを組み合わせて顧客全体の警備計画を作ることが役割とされています。
協会によると、令和5年3月末までに80回の講習が開催され、約3,500名の資格者がいます。資格の所有が入札の条件になっている官公庁もあると協会は案内しています。また、上位資格であるセキュリティ・コンサルタントの講習を受けるには、セキュリティ・プランナーの資格が必要です。国家資格ではなく、名称を使えるのは協会の登録を受けた有効期間内に限られます。
講習と修了考査の内容
講習は3日間で、講義と技能実習を組み合わせて行われます。令和8年度第8回の案内では、施設警備、保安警備、雑踏警備、交通誘導警備、貴重品輸送警備、身辺警備、機械警備の各業務の知識と、それぞれのセキュリティプランニングの作成を学ぶカリキュラムが示されています。最終日に技能試験(100分)と学科試験(50分)の修了考査があり、どちらも正答率80%以上が合格基準です。
受講に学歴、職歴、業種、協会加盟の有無の制限はありません。ただし、18歳未満の人、破産手続開始の決定を受けて復権を得ない人、拘禁刑以上の刑などの執行を終えてから5年を経過しない人などは欠格事由に当たり、修了考査に合格しても登録されません。
令和8年度の日程と費用
令和8年度第8回(通算第120回)の講習は、福岡県中小企業振興センターで11月25日から27日まで、定員40名で開催されます。受講希望申請は協会ホームページのフォームから9月6日までに行う方式で、応募多数の場合は抽選です。その後の受講申込書類の郵送締切は10月4日で、どちらも締め切られています。
| 費用 | 金額(税込) |
|---|---|
| 講習の受講料(教本代・修了考査の受験手数料を含む) | 38,500円 |
| 資格認定登録手数料 | 5,500円 |
| 資格更新講習の受講料(予定) | 16,500円 |
第8回の案内による申込の流れは、協会ホームページの「教育事業について」からセキュリティ・プランナーの受講申し込みフォームに入力し、受講申込書類一式を郵送で受け取って返送するというものです。電話での受付は行われていません。教本は10月15日頃、受講票は11月5日頃に発送される予定でした。携帯電話から応募して受付完了メールが届かない場合は、協会(電話03-3342-5823)に確認するよう案内されています。
宿泊費と食事代は受講料に含まれず、各自で手配します。修了考査に合格した人は、合格証明書の交付日から1年以内に資格認定登録を申請します。申請時には欠格事由に当たらないことを証する書面が必要です。
登録後の更新と申込前の確認
登録されると、証書型の資格認定登録証とカード型の資格者証が交付されます。登録の有効期間は登録月に応じて約5年です。有効期間が満了する前の1年間に更新講習を受け、修了証や登録申請書、誓約書、顔写真をオンラインで提出すると、有効期間が5年更新されます。更新講習はパソコンで受けるeラーニングで、携帯電話やスマートフォンでは受講できません。
当サイトの提案:次の講習を受けたい人は、協会ホームページのお知らせで次回の開催地と受講希望申請の締切を確認し、締切の数か月前から勤務先と日程を調整してください。抽選になる場合があるため、所属する警備会社が入札などで資格者を必要としているかを先に確認し、必要な人数や時期を会社と共有しておくと受講の順番を決めやすくなります。
参照資料と確認日
2026年10月3日確認。年度を記載した日程・手数料は、その年度の公式案内に基づきます。