資格一覧.com
メニュー

資格・講習・登録制度の解説

船舶料理士

記事更新日:編集:マサキ

学ぶ内容と準備の進め方を、制度の条件や参照先とあわせて整理します。

この記事の目次 6項目

船舶料理士資格証明書が必要な仕事

国土交通省は、遠洋・近海区域を航行する船舶や第3種の従業制限を有する漁船で、総トン数1,000トン以上などの条件に該当し、航海中の船員向けの食事を船内で調理する場合、調理業務を管理する地位の人に船舶料理士資格証明書が必要と説明しています。

船内で調理するすべての人に同じ資格証明書を一律に求める制度ではありません。一方、船舶料理士の配置が必要ない船でも、航行区域等によって調理教育の証明が必要になる場合があります。勤務予定の船の条件を、雇用先や地方運輸局で確認してください。

年齢・経験・資格の三つを確認する

基本となる年齢要件は18歳以上です。そのうえで、船に乗り組んで専ら調理業務に従事した経験と、登録試験への合格や所定の資格等が必要になります。

  • 船内の調理経験:原則1年以上。調理師・栄養士・管理栄養士など所定の資格等がある場合は3か月以上とされます。
  • 能力に関する要件:船舶料理士の登録試験合格、所定の司ちゅう・事務科の卒業、調理師等の資格または同等と認められる能力など、規定のいずれかに該当する必要があります。

陸上の調理師免許を持つことと、船舶料理士資格証明書を持つことは別です。また、船に乗った日数だけでなく、調理に従事していたことを証明できるかが重要です。

船内教育を受ける場合の特例

所定の資格等を持つ人には、省令第2条第2項と告示に基づく経験要件の特例があります。告示では、船長や船舶料理士資格証明書を持つ人の監督の下で、船内労働・調理に関する教育を船内で1か月以上受ける基準が定められています。

単に1か月乗船したことだけで適用される特例ではありません。教育内容、指導者、証明方法を確認したうえで、利用できる経路かを申請先に確認してください。

資格証明書の交付申請

要件を満たしたら、地方運輸局等の窓口へ申請します。2026年5月改正の事務取扱要領では、申請書、本人に関する確認書類、調理業務の経験を証する書類、登録試験の合格証明書や調理師等の免許証など、経路に応じた資料が示されています。船員手帳で確認できる事項の扱いもあります。

試験・講習を利用する費用と、資格証明書の交付申請にかかる費用は分けて確認します。全国一律の試験開催月を前提に予定を組まず、自分の経路に必要な試験・教育の有無を先に確定しましょう。

船内での仕事を見据えた準備

当サイトの提案として、保有資格、船ごとの乗船期間、調理を担当した期間、業務内容を一覧にし、勤務先と申請窓口で確認できる形にまとめると、証明書類の不足を見つけやすくなります。

就職先を検討する際は、資格の有無に加え、航海期間、勤務・休暇の条件、食数、補給と保存の体制を確認すると、陸上調理との違いを把握できます。資格取得によって採用や一定の収入が保証される制度ではありません。

参照資料と確認日

2026年10月2日確認。年度を記載した日程・手数料は、その年度の公式案内に基づきます。

参照情報

参照先と確認日の見方

資料の対象年度と確認日は本文の記載をご覧ください。記事更新日は、公式資料の発表日や確認日とは異なります。申込前には実施機関の最新案内を確認してください。

国土交通省:船舶料理士制度

この記事の訂正を依頼する

次の一歩

次に準備すること

マサキ
マサキ
編集・分析担当
資格の受験条件・費用・試験情報を整理し、資格選びと学習計画の判断材料を提供しています。記事ごとに公式案内や参照資料を確認し、確認済みの範囲を本文に記載します。2026年9月から既存記事を順次点検しています。編集方法と情報の取り扱いは運営方針をご覧ください。