歯科医師の準備では、歯学教育を受ける段階と、国家試験の出願・対策を行う段階を分けます。独学の問題演習を積むことだけで、受験資格に必要な教育や認定を置き換えることはできません。
国内課程と認定による受験経路
第120回の国内大学卒業者の要件には、歯学の正規課程の卒業と、所定の共用試験合格が含まれます。2026年4月1日より前に卒業した人には経過措置があります。今回の卒業見込みは2027年3月9日までが対象です。
予備試験に合格し、その後1年以上の所定の実地修練を終える経路や、外国の歯科医学校・歯科医師免許等に基づいて厚生労働大臣の認定を受ける経路もあります。「国内の歯学部を卒業した人しか受けられない」とは限りません。海外経歴の認定は出願とは別に準備が必要です。
次回の日程・受験手数料
第120回は2027年1月30日・31日です。出願は2026年11月2日〜30日、受験手数料は18,900円です。郵送方法や収入印紙の扱いは施行案内に従ってください。
卒業見込証明書で申し込んだ人は、2027年3月9日午後2時までに卒業証明書を提出する必要があります。大学内の書類受付は国の締切より早い場合もあるため、学校の案内と照合して準備します。
症例問題を復習するための記録
当サイトの提案は、問題ごとに「症例から分かったこと」「判断に不足した知識」「選択肢を選ぶ理由」を短く書く方法です。画像の読み取りで迷ったのか、基礎知識が不足したのかを分けると、次に戻る授業資料を選びやすくなります。
最新の出題基準に対応する教材を使い、大学の授業・実習と国家試験の演習を結び付けます。過去問の正答や模試の判定を、実際の診療で個別の患者に適用する判断と混同しないことも大切です。
進路を比べるときの視点
国家試験の合格、免許の申請・登録、臨床研修、就職や専門分野の選択は、それぞれ準備する内容が違います。勤務先や研修先を比較するときは、指導体制、経験できる業務、勤務条件を確認してください。
医師など別資格の合格率と並べるだけでは難易度を比較できません。受験者の教育歴や既卒・新卒の構成が異なるためです。自分の学習計画には、科目別の理解度と卒業・受験要件の進捗を使いましょう。
参照資料と確認日
2026年10月1日確認。年度を記載した日程・手数料は、その年度の公式案内に基づきます。