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資格・講習・登録制度の解説

森林管理士

記事更新日:編集:マサキ

学ぶ内容と準備の進め方を、制度の条件や参照先とあわせて整理します。

この記事の目次 5項目

森林管理士の位置づけ

森林管理士は、栃木県宇都宮市に事務局を置く特定非営利活動法人日本樹木育成研究会が認定する民間資格で、名称は商標登録されています。研究会は、二酸化炭素の吸収機能が落ちた森林を回復させ、生産性の向上と環境の保全に貢献できる森林管理の担い手を育てるために、この認定事業を始めたと説明しています。森林管理士の活動には、健全な森林の育成のほか、森林のセラピー効果やレクリエーション効果を生かす手助け、森林を使った自然環境教育が含まれます。

養成講座は、環境教育等促進法第11条に基づく人材認定等事業として、環境大臣と農林水産大臣の登録を受けています。環境省の登録状況ページでは、登録年度は平成24年度、主務省は環境省と農林水産省と記載されています。国の登録を受けた事業ですが、資格そのものは国家資格ではありません。

講座と試験の内容

資格取得の流れは、受講申込、座学講習、試験、合格発表、試験合格者の実技講習、資格認定の順です。環境省の登録情報によると、座学は1コマ80分で次の9科目です。

  • 森林管理士の役割、日本の森林の現況と森林法、森林計画制度の概要
  • 森林経営計画の作成方法、育林手法、森林と生物多様性
  • 地球温暖化防止と森林の役割、カーボン・オフセットの概要、森林セラピー論

座学の修了者は択一試験60分と論述試験90分を受けます。択一は日本の森林の現況、森林・林産物の利用、生物多様性、森林管理士の役割、森林の管理、森林セラピー、育林手法、森林組合の8分野から30問程度出題され、7割程度の水準に達しているかで判定されます。論述は、地球温暖化防止と森林、森林の多面的機能、木材資源の利用、間伐の目的と方法の4テーマから2題を選び、各800字程度で書きます。

実技講座は刈払機とチェーンソーを使う2日間の講習で、ヘルメットやゴーグル、チェーンソー用防護衣の着用など安全対策をとったうえで、間伐や刈払いの危険予測と回避ができるかを講師が確認します。林業・木材製造業労働災害防止協会の「伐木」と「刈払機」の安全衛生教育の修了者、森林組合職員、資格認定委員会が認めた人は実技が免除されます。研究会のサイトでは、平成21年度から23年度の択一式問題と論述式の模範解答集が公開されています。

森林管理士に期待される活動

研究会は森林管理士を、1997年の京都議定書で定められた森林管理を実行するための知識と技能を身に付けた専門家と位置づけています。森林が持つ二酸化炭素の吸収力や貯留力、公共的な機能と、良質な木材の継続的な生産との調和を図りながら森林を育てることが活動の目的です。環境省の登録情報では、この講座の審査は「環境の保全に関する指導に必要な知識又は技能」を身に付けているかを確かめる形で組まれていて、資格取得者が一般の人に森林の適正な保全や管理の必要性を伝える役割も想定されています。

受講料と最近の開講状況

令和7年度の養成講座は11月22日から24日までの3日間、宇都宮市まちづくりセンター「まちぴあ」で開かれました。受講料は座学、筆記試験の受験料、実技講習を含めて35,000円、実技免除の人は30,000円です。申込は受講申込書を郵送する方式でした。過去の募集では、最少催行人数の10名に達しないと中止や延期になる場合があると案内されています。

研究会のサイトには「令和8年度森林管理士資格養成講座受講生募集」の見出しがありますが、2026年10月4日時点で日程や申込期間はまだ掲載されていません。環境省のページに載っている認定者数は、令和6年度が6名、認定者の総数が245名です。

当サイトの提案:受講を考えている人は、まず研究会のサイトで令和8年度の募集案内が出ていないかを確認し、出ていなければ事務局に電話かメールで開講予定を問い合わせてください。林災防の伐木・刈払機の安全衛生教育を修了している人や森林組合職員は、修了証の写しなど免除の根拠を用意すると受講料が30,000円になります。論述対策としては、4テーマのうち2題を選ぶ形式なので、間伐と森林の多面的機能のように身近なテーマから800字の答案を書いてみる練習が役立ちます。

参照資料と確認日

2026年10月4日確認。年度を記載した日程・手数料は、その年度の公式案内に基づきます。

参照情報

参照先と確認日の見方

資料の対象年度と確認日は本文の記載をご覧ください。記事更新日は、公式資料の発表日や確認日とは異なります。申込前には実施機関の最新案内を確認してください。

日本樹木育成研究会:森林管理士資格養成講座

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マサキ
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