どんな検定か
進路アドバイザー検定は、大学新聞社が創設した検定です。高校生をはじめとする若い人に進路の助言をする立場の人が、身につけておきたい進路の情報や知識を確認する目的で実施されています。大学教員や高校の進路指導経験者などでつくる進路アドバイザー検定委員会が置かれています。
国や自治体が認める資格ではなく、合格しても特定の業務ができるようになるわけではありません。高校教員、塾や予備校の講師・職員、大学の入試担当者、保護者など、進路の相談を受ける人が知識を整理するために受検する検定です。
出題内容と合格基準
出題は6つの区分で、各100点、合計600点満点です。区分は、学校に関する基礎知識、選抜(入試)に関する基礎知識、学費に関する基礎知識、職業に関する基礎知識、就職の現状に関する基礎知識、進路指導・キャリア教育の基礎知識です。解答数は126で、4肢択一のマークシート方式が中心です。試験時間は90分です。
実施要項によると、問題の8割以上は公式テキスト「進路アドバイザーのための基礎知識2026」から出題されます。合格するには総合得点420点以上と、6区分それぞれ60点以上の両方が必要です。総合得点が420点を超えていても、1区分でも60点に届かなければ不合格になります。
合格者は得点によって2段階に認定されます。総合得点510点以上はマスター合格、420点以上510点未満はスタンダード合格です。
2026年度の日程と受検料
2026年度は年2回の実施予定です。第30回は2026年9月6日に行われ、申込受付は5月18日から8月5日まででした。結果票は2026年11月中旬に送られる予定です。第31回は2027年2月21日の予定で、確認日時点では申込受付はまだ始まっていません。
受検料は3,900円(税込)で、オンライン受検や在宅受検を選んでも同じ額です。申込フォームで仮申込をすると実施要項のリーフレットが届き、付いている払込票で受検料を払った時点で本申込になります。払込手数料は受検者の負担です。
受検方法による違い
受検方法は、会場受検、オンライン受検、在宅受検の3つです。オンライン受検は自宅などのパソコンやタブレットで、会場と同じ日時に受けます。合格者には会場受検と同じく合格認定証が発行され、マスターかスタンダードかの認定も行われます。
在宅受検は、検定日に事務局が問題用紙と解答用紙を発送し、届いてから返送期日までの都合のよい時間に90分で解く方式です。テキストなどの資料は参照できません。合否の判定は受けられますが、合格レベルの認定はなく、合格認定証も発行されません。
前回の総合得点が420点以上で60点未満の区分があった人や、過去の合格者は、受検料が半額になるネクストチャレンジ制度を使えます。
受検を考えている人へ
当サイトの提案:まず公式サイトで第31回の受付開始時期を確認し、合格認定証が必要かどうかで会場・オンライン受検と在宅受検のどちらにするかを決めてください。公式テキストは年度版なので、受検する年度の版を使っているかを確かめましょう。そのうえで6区分のうち苦手な区分を先に洗い出しておくと、1区分だけ60点に届かず不合格になる事態を避けやすくなります。
参照資料と確認日
2026年10月3日確認。年度を記載した日程・手数料は、その年度の公式案内に基づきます。