手話通訳士の資格と役割
手話通訳士は、聴覚障害のある人と聞こえる人との意思疎通を支える通訳の専門性を認定する公的資格です。聴力障害者情報文化センターが実施する、厚生労働大臣認定の手話通訳技能認定試験に合格した後、登録手続を行います。
手話を学ぶための検定や、自治体等の通訳者登録とは制度が異なります。資格取得を目指す場合は、試験合格までの準備と、合格後に活動先で必要となる手続を分けて考えましょう。
受験できる年齢と学科免除
2026年度第37回の受験資格は20歳以上で、年度末の2027年3月31日までに20歳に達する人を含みます。手話を学び始めたばかりでも年齢だけで出願できることと、実際に通訳できる力が備わっていることは別です。
前年の第36回で学科試験の合格基準に達した人には、申請により学科試験を免除する取扱いがあります。自動免除ではないため、該当する人は受験の手引きに従って申請します。
2026年度の試験日と会場
学科は2026年7月26日、実技は9月27日に実施され、どちらも終了しています。受験申込は5月20日の当日消印有効で締め切られました。これから申し込む人は、次回の公式案内を待って日程を確認してください。
第37回の会場地区は埼玉、東京、大阪、福岡です。受験手数料は22,000円で、交通費等は別に必要です。実技試験の合否発表は2027年1月29日の予定と案内されています。
学科と実技で問われる内容
学科は障害者福祉の基礎知識、聴覚障害者に関する基礎知識、手話通訳のあり方、国語の4科目です。実技は聞取り通訳と読取り通訳で、音声から手話、手話から音声への通訳の力を確認します。2026年度の実技は1室方式の案内です。
合格後は登録申請を経て手話通訳士として登録されます。試験の受験料と、合格後の登録に関する手続・費用は別に確認してください。
通訳の練習と知識の復習
当サイトの提案として、聞取り・読取りの練習を録画や録音で振り返り、情報の抜け、意味の取り違え、日本語としての伝わりやすさを確認すると課題を見つけやすくなります。語彙の暗記だけでなく、福祉制度や通訳倫理の理解も並行して深めましょう。
参照資料と確認日
2026年10月2日確認。年度を記載した日程・手数料は、その年度の公式案内に基づきます。