言語聴覚士は、ことばや聴こえによるコミュニケーション、摂食・嚥下などに関わる専門職です。子どもから高齢者まで対象は幅広く、医療・介護・福祉・教育などの場で、本人と家族を支えます。
進学経路は最終学歴と履修歴で変わる
高校卒業後など、大学に入学できる資格を持つ人が指定学校・養成所で3年以上学ぶ経路があります。一方、一般の4年制大学を卒業した人等には、指定された学校・養成所で2年以上必要な知識・技能を学ぶ経路が定められています。大学卒業だけで受験できるという意味ではありません。
このほか、大学等での指定科目履修と養成課程を組み合わせる経路や、所定の科目を修めて大学を卒業する経路、外国の学校・免許について厚生労働大臣の認定を受ける経路等があります。専攻名だけで決めず、自分の履修歴がどの区分に該当するか確認してください。
第29回は受験手数料38,400円
- 試験日:2027年2月20日
- 出願期間:2026年11月16日〜12月4日。書留郵送は最終日の消印有効
- 受験手数料:38,400円。医療研修推進財団指定の銀行・郵便局口座へ納付
試験地は北海道・東京都・愛知県・大阪府・広島県・福岡県の6都道府県です。都道府県の数と実際の会場数は別で、個別会場は受験票で案内されます。卒業・修業等の見込みで出願した場合は、2027年3月15日午後5時までに該当する証明書の提出が必要です。
医学・心理・言語を横断して学ぶ
試験科目には基礎医学、心理学、音声・言語学、社会福祉・教育に加え、失語・高次脳機能障害、言語発達障害、発声発語・嚥下障害、聴覚障害などがあります。発声だけ、聴力だけを学ぶ資格ではありません。
実務では医師や他のリハビリテーション職、福祉職などと連携します。対象者や勤務先によって関わり方が違うため、ほかの職種より一律に身体的負担が軽い、どの現場にも同じように就職できるとは判断できません。
社会人の進学と試験準備
当サイトの提案:進学前に、実習の時期・場所、学費以外の費用、仕事との両立が難しい期間を学校に確認します。短い養成課程を選ぶ場合ほど、修業年数だけでなく週単位の学習負担も比較してください。
学習では事例を読み、「どの機能の問題か」「生活のどこに影響するか」「評価で何を確かめるか」を授業資料に沿って整理します。専門領域の名前と基礎科目を結びつけることを目的とし、個別の評価や訓練方法は教員・実習指導者の指導で学びましょう。
参照資料と確認日
2026年10月1日確認。年度を記載した日程・手数料は、その年度の公式案内に基づきます。