測量士・測量士補とはどんな資格か
測量士と測量士補は測量法に定められた資格です。国土地理院は、測量士試験を測量士となるのに必要な専門的学識と応用能力を判定する試験、測量士補試験を測量士補となるのに必要な専門的技術を判定する試験と説明しています。試験に合格すると資格の取得要件を満たし、国土地理院の測量士名簿または測量士補名簿に登録を申請して資格者になります。
国土地理院の案内では、どちらの試験も年齢、性別、学歴、実務経験、国籍に関係なく受験できます。測量士補を持っていなくても測量士試験を受けられます。
令和8年試験の日程・手数料・出題形式
| 項目 | 測量士 | 測量士補 |
|---|---|---|
| 試験日 | 令和8年5月17日 午前10時〜午後4時 | 令和8年5月17日 午後1時30分〜4時30分 |
| 合格発表 | 7月9日 | 6月25日 |
| 試験手数料 | 4,250円 | 2,850円 |
| 出題形式 | 午前は択一式28問、午後は記述式 | 択一式28問 |
令和8年の願書は1月に受け付け、追跡できる郵送の場合は1月22日の消印まで有効でした。手数料は収入印紙で納め、e-Govによるオンライン申込もできます。試験地は北海道、宮城県、秋田県、東京都、新潟県、富山県、愛知県、大阪府、島根県、広島県、香川県、福岡県、鹿児島県、沖縄県の14か所でした。
測量士の午後の記述式は、必須問題1題と、基準点測量、地形・写真測量、地図編集、応用測量の選択問題4題から2題を選ぶ形式です。合格基準は、測量士が午前450点以上かつ午前と午後の合計910点以上、測量士補が700点満点中450点以上です。令和7年4月施行の測量法改正で、試験科目の名称は測地測量・測図測量などに変わっています。
合格者の受験番号は、合格発表日から1か月間、国土地理院のホームページに掲載され、合格証書が送られます。合格者には成績は通知されず、不合格の人には試験結果に添えて成績が通知されます。願書を受け付けた後は、試験を受けなかった場合でも手数料と提出書類は返還されません。手数料の納付は収入印紙に限られ、地方自治体の収入証紙や現金、郵便切手は使えません。
試験以外で資格を得る方法と登録
測量法第50条と第51条は、試験の合格以外の資格取得方法も定めています。測量士補は、文部科学大臣の認定を受けた大学や短期大学、高等専門学校で測量に関する科目を修めて卒業した人や、国土交通大臣の登録を受けた養成施設で1年以上学んだ人もなれます。測量士は、大学で測量に関する科目を修めて卒業し1年以上の実務経験がある人、短期大学・高専の卒業後に3年以上の実務経験がある人などが該当します。
いずれの方法でも、登録申請書に資格を証する書類を添えて国土地理院へ申請します。登録後に氏名や事務所の所在地が変わったときは、名簿記載事項変更届が必要です。登録証明書などの発行に手数料はかかりません。
受験前に確認したいこと
当サイトの提案:令和9年の試験を受けるなら、国土地理院のサイトで受験案内の公開を確認し、令和8年と同じく1月に受付がある場合に備えて写真と収入印紙を用意してください。出題範囲は国土地理院が公開している過去5年分の試験問題と解答例で確認できます。学校で測量の科目を修めた人は、試験を受けなくても登録できる可能性があるので、先に測量法第50条・第51条の要件と自分の学歴を照らし合わせてみましょう。
参照資料と確認日
2026年10月4日確認。年度を記載した日程・手数料は、その年度の公式案内に基づきます。