ウェブデザイン技能検定と技能士の名称
ウェブデザイン技能検定は、国の技能検定制度の一つです。特定非営利活動法人インターネットスキル認定普及協会が、職業能力開発促進法第47条第1項に基づき厚生労働大臣から指定試験機関の指定を受けて実施しています。試験は学科と実技で行われ、関連する国際標準規格などに基づいて、ウェブデザインの知識、技能、実務能力が問われます。
1級の合格者には厚生労働大臣から、2級と3級の合格者には協会の理事長から、ウェブデザイン技能士の合格証書が発行されます。職業能力開発促進法第50条により、技能検定の合格者は技能士と称することができ、合格した職種と等級を表示して名乗ります。技能士でない人が技能士という名称を用いることは同条で禁止されています。
令和8年度の試験日程
| 試験回 | 等級 | 試験日 | 合格発表予定日 |
|---|---|---|---|
| 第1回 | 2級、3級 | 2026年5月24日 | 6月24日 |
| 第2回 | 2級、3級 | 2026年8月30日 | 9月28日 |
| 第3回 | 1級学科、2級、3級 | 2026年11月29日 | 12月25日 |
| 第4回 | 1級実技、2級、3級 | 2027年2月21日 | 2027年3月23日 |
第3回の受検申請期間は2026年9月30日の正午から10月14日までで、期間内に入金まで済ませる必要があります。1級の学科と実技は東京と大阪で実施され、2級と3級は回ごとに北海道から沖縄までの主要都市で行われます。1級の実技試験を受けられるのは学科試験に合格した人だけです。受検時には顔写真付きの身分証明書が必要で、健康保険証は申請時の本人確認書類として使えなくなりました。
受検資格
3級は、ウェブの作成や運営に関する業務に従事している人と、これから従事しようとしている人が対象です。2級は、2年以上の実務経験がある人、協会が認めた科目を含む職業高校、短大、高専、専修学校などの卒業者や普通職業訓練修了者、大学卒業者、高度職業訓練修了者、3級合格者のいずれかに当てはまる人が受けられます。
1級の学科試験は、7年以上の実務経験、職業高校などの卒業後5年以上の実務経験、大学卒業後3年以上の実務経験、高度職業訓練修了後1年以上の実務経験、2級合格後2年以上の実務経験のいずれかが必要です。1級の実技試験は、学科試験の合格日から2年以内に限り受けられます。ここでいう実務経験は、ウェブの作成や運営に関する業務に携わった経験を指します。
試験時間・合格基準・手数料
試験時間は、1級が学科90分、実技180分、ペーパー実技60分、2級が学科60分、実技120分、3級が学科45分、実技60分です。学科はマーク方式の多肢選択法と真偽法で、100点満点中70点以上が合格です。実技は課題選択方式で、70点以上に加え、各作業分類で配点の60%以上を得る必要があります。
令和8年度の受検手数料は非課税で、1級が学科8,000円と実技27,000円、2級が学科7,000円と実技17,500円、3級が学科6,000円と実技9,000円です。2026年4月1日時点で23歳未満の人は、3級の実技が在職者なら4,500円、それ以外の人は6,800円に減免されます。ここでの在職者は雇用保険に加入している人で、学生や個人事業主は在職者以外の扱いです。学科と実技の両方を免除して申請する場合や1級実技を免除する場合は2,000円です。納付した手数料は返還されず、次回への振り替えもできません。
受検の進め方
当サイトの提案:初めて受ける人は、まず受検資格のページで自分が3級と2級のどちらに該当するかを確認してください。次に、公式サイトの過去問題と試験要項の試験細目で出題範囲を確かめ、実技は時間内に課題を仕上げる練習を本番と同じ時間で行います。第3回に間に合わない場合は、2027年2月21日の第4回の申請期間を公式サイトのお知らせで確認し、23歳未満の人は減免の条件を満たすかも申請前に見ておくと手数料を抑えられます。
参照資料と確認日
2026年10月4日確認。年度を記載した日程・手数料は、その年度の公式案内に基づきます。