ドットコムマスターの位置づけ
ドットコムマスターは、インターネットの基礎知識からビジネスで使える実践的なICT知識までを認定する、NTTドコモビジネスのICTスキル認定資格制度です。2001年に始まり、2025年6月まではNTTコミュニケーションズとして実施されていました。公式ページによると、これまでの受検者は延べ50万人以上です。企業が実施する民間の検定で、国家資格ではありません。
特定のメーカーやシステムに偏らないベンダーフリーの検定で、カリキュラムは随時更新されると説明されています。2026年は25周年に当たり、2026年5月1日から2027年3月31日まで受検料の割引キャンペーンが実施されています。割引の条件は公式ページの案内で確認してください。
2つの種類と出題分野
ベーシックは、新社会人や就職活動中の学生などが基礎知識とマナー・モラルを身につけることを想定しています。出題分野はインターネットの利用、情報機器の使いこなし、インターネット利用のための技術とモラル、インターネットをとりまく法律です。
アドバンスは、顧客サポート部門、企業のSE、システム担当者など、仕事でネットワークやシステムを扱う人向けです。出題分野はインターネットの仕組みと関連技術、インターネット接続の設定とトラブル対処、セキュリティ、サービスの利用と法律です。アドバンスは、IPv6普及・高度化推進協議会と電気通信端末機器審査協会が運用するv6資格認定試験で資格認定を受けています。
試験時間・出題数・合格基準・受検料
| 種類 | 試験時間・出題数 | 合格基準 | 受検料(税込) |
|---|---|---|---|
| ベーシック | 45分・50問 | 100点満点で70点以上 | 4,400円 |
| アドバンス | 80分・70問(1,000点満点) | シングルスターは50問700点満点で420点以上、ダブルスターは70問で700点以上 | 8,800円 |
アドバンスの70問は、シングルスターレベル50問と、ダブルスターレベル20問で構成されています。どちらの認定にも出題分野ごとの必須得点があり、ダブルスターはシングルスターの基準を満たしたうえで総合得点700点以上が条件です。結果は検定終了後すぐに分かります。FAQでは資格認定に有効期限はないと案内されています。
受検方法と予約のルール
個人で受ける場合、全国47都道府県・300か所以上にある株式会社シー・ビー・ティ・ソリューションズの公認テストセンターで受検できます。日程は随時選べます。ベーシックはインターネット受検も可能で、支払完了後30日以内ならいつでも受検でき、支払後の変更・キャンセルはできません。アドバンスは、試験監督官が遠隔で監視するオンラインテストセンター受検も選べ、FAQでは毎週金曜13時と土曜13時・16時の開始と案内されています。
テストセンターとオンラインテストセンターの受検は、受検予定日の3日前までに予約が必要です。変更やキャンセルも3日前まで可能で、2日前からはできません。入金後のキャンセルには手数料がかかります。10名以上の団体では、マークシートによる一斉受検などの団体受検も利用できます。
団体受検の受検方法は、テストセンター受検、アドバンスのみのオンラインテストセンター受検、学校の情報教室などで団体が試験監督官を用意して行うインターネット受検、マークシートによる一斉受検の4つです。支払いは、請求書で一括払いして受検チケットを配る方法と、団体コードを配って受検者が各自で支払う方法から選べます。
シー・ビー・ティ・ソリューションズで受検して合格した人は、受検者マイページから認定証をダウンロードできます。公式ページには公式テキスト、オンライン学習講座、ベーシックとアドバンスの一問一答問題、模擬テストといった教材の案内もまとめられています。
どちらを受けるかの選び方
当サイトの提案:まず公式ページで公開されているベーシックとアドバンスの一問一答問題を両方解き、どちらの出題分野が自分の業務や学習内容に近いかを確かめてください。ネットワークの設定やトラブル対処を仕事で扱うならアドバンス、ICTの基礎とマナーを固めたい段階ならベーシックが目安です。申込の前に割引キャンペーンの対象条件を確認し、テストセンターの空席を見てから3日以上先の日程で予約すると、変更が必要になっても対応できます。
参照資料と確認日
2026年10月4日確認。年度を記載した日程・手数料は、その年度の公式案内に基づきます。