プロ検の仕組み
プログラミング能力検定(プロ検)は、プログラミングの基礎知識を「順次処理」「繰り返し」「条件分岐」「乱数」「変数」などの概念に分け、それぞれの得意・不得意を測るように設計された検定です。検定の開発と実施はプログラミング能力検定協会が行い、株式会社プログラミング総合研究所がその事務局として運営しています。民間の検定で、国家資格ではありません。
受験者は、ビジュアル言語とテキスト言語のどちらかを選びます。テキスト言語はJavaScript、Python、Javaに対応しています。合否だけでなく、知識を細かく分けて評価した成績表と学習アドバイスが受け取れます。公式サイトは、大学の総合型選抜や推薦型選抜で出願要件や加点対象として使われている例があると説明しており、活用校は公式サイトで検索できます。
レベル別の出題範囲
テキスト言語版はレベル1〜6、ビジュアル言語版はレベル1〜4の段階があり、概念を学ぶ順番に沿って並んでいます。テキスト言語版の主な範囲は次のとおりです。
- レベル1:順次処理、出力、演算子、変数、if、不等号
- レベル2:文字列連結、不等価、for、論理演算子、配列の宣言・取り出し・長さ
- レベル3:変数の型、乱数、関数、配列を処理するfor
- レベル4:switch、配列の追加・削除・参照、定数、while、ループの中断と継続
- レベル5:nullや型の確認、配列の挿入・入れ替え・並べ替え、二次元配列、例外処理
- レベル6:連想配列、クラス
ビジュアル言語版は、レベル1の順次処理・条件分岐・繰り返し・並列処理・角度から、レベル4の関数・リストまでです。全レベルとも試験時間は40分、合格ラインは60%です。問題は選択式で、実装式の問題は2025年9月の検定から出題を停止しています。レベル6の「タイマー」も同じ時期に出題範囲から外れました。
受験料
受験料は税込で、レベル1が2,200円、レベル2が3,300円、レベル3が4,400円、レベル4が5,500円、レベル5が6,600円、レベル6が8,800円です。レベルが上がるほど高くなるため、いきなり上位を受けるより、成績表で弱点を確認しながら1段ずつ上げるほうが費用を無駄にしにくくなります。
検定日程と申込方法
検定は毎月実施され、2026年4月以降は各月の1日から月末までが検定期間になっています。2026年11月検定は申込期間が9月25日から10月16日まで、検定期間が11月1日から30日までです。12月検定は申込期間が10月26日から11月17日まで、2027年1月検定は11月25日から12月17日までが申込期間です。成績表は受験日の翌日に公開されます。
申込は、受験したい会場に直接問い合わせて行います。会場には塾やスクールなどの受験会場と、全国のテストセンターがあり、どちらも公式サイトの一覧から探せます。テストセンターで初めて申し込む場合は、外部サイトで会員登録が必要です。会場や検定回によっては実施していない場合があります。
公式サイトによると受験会場は全国で2,655会場あり、テストセンターの一覧には1,693件が掲載されています。対策用として、プログラミング能力検定協会が発刊する過去問題集のほか、オンライン過去問題集も販売されています。オンライン過去問題集の価格はレベルと言語によって1,100円から1,800円です。
受験レベルの選び方
当サイトの提案:まず公式サイトのサンプル問題を、学んでいる言語で解いてみてください。正解できたレベルの1つ上を最初の受験レベルの目安にします。次に近くの会場かテストセンターを一覧で探し、申込締切に間に合う月の検定を予約します。大学入試で使いたい場合は、志望校が求めるレベルと言語を活用校の検索で先に確認し、出願時期から逆算して受験月を決めてください。
参照資料と確認日
2026年10月4日確認。年度を記載した日程・手数料は、その年度の公式案内に基づきます。