吹奏楽指導者認定試験の実施団体
吹奏楽指導者認定試験は、公益社団法人日本吹奏楽指導者協会(JBA)が主催する民間の認定試験です。協会の団体概要によると、JBAは1967年に結成され、2011年9月に公益社団法人となりました。試験の案内は協会の生涯学習社会教育委員会の名前で掲載されています。
認定の種類は1級吹奏楽指導者、2級吹奏楽指導者、3級吹奏楽指導者の3つです。国の制度に基づく資格ではなく、協会が吹奏楽の指導力を認定するものです。
試験科目と級ごとの違い
試験科目は、理論筆記試験、編曲作品試験、合奏実技試験、指揮実技試験、小論文試験の5科目です。3級は理論筆記試験、指揮実技試験、小論文試験の3科目だけを実施します。申込ページには科目合格証の紛失届も用意されており、科目ごとの合格証が発行されることが分かります。
協会は過去の試験問題を公開しています。第36回(2024年12月30日実施)の例では、編曲作品試験の課題は1級が滝廉太郎《花》をト長調で、2級が山田耕筰《赤とんぼ》をヘ長調で、参考編成表どおりに吹奏楽へ編曲するものでした。編曲作品は試験後に郵送で提出し、楽譜作成ソフトの使用も認められています。2級の合奏実技試験は、初見曲を10分間合奏指導し、パート譜に仕込まれた8か所の誤りのうち少なくとも2か所を指摘・修正する内容でした。
指揮実技試験では、1級・2級が吹奏楽曲の指定箇所をモデルバンドで指揮し、3級は斎藤秀雄著「指揮法教程」の練習題をピアノ伴奏で指揮しました。小論文試験は、公立中学校の部活動の地域移行を題材に、1級が4000字程度、2級が2400字程度で論じる課題でした。
第37回の日程と申込方法
直近の第37回は、2025年12月29日13時30分から、大阪市阿倍野区の明浄学院高等学校で行われました。申込期間は2025年11月4日11時から12月11日23時59分までで、受験申込書をJBA事務局へFAXで送る方法に限られ、郵送やメールでの申込は受け付けられませんでした。2級の合奏実技試験と指揮実技試験は、申込期間中に定員に達して受付を終えています。会場への直接の問い合わせはしないよう求められています。
2026年10月4日時点で、協会のページは第37回の案内のままで、第38回の日程は掲載されていません。公開されている過去問題の実施日を見ると、第34回から第37回は12月下旬に行われていますが、次回も同じ時期になるかは公式の発表を待つ必要があります。
受験料と受験資格について
受験料は受験級と科目によって異なり、詳細は実施要項に記載されていると協会は案内しています。今回の確認では実施要項と受験申込書のPDFを取得できなかったため、受験料と受験資格の具体的な内容は確認できていません。協会は吹奏楽指導者認定試験基準(2024年10月31日改訂)もPDFで公開しています。申し込む前に、これらの資料で受験資格と料金を必ず確かめてください。
受験を考えている人へ
当サイトの提案:次回の受験を考えている人は、秋になったら協会の試験ページで第38回の案内が出ていないかを確認し、実施要項で受験資格と受験料を確かめてください。申込はFAXのみで、過去には2級の実技科目が受付期間中に定員に達しています。申込開始日にすぐ送れるよう、FAXを使える環境と受験申込書の記入内容を前もって用意しておくと安心です。1級・2級を受ける場合は、公開されている過去の課題を使って、編曲のスコア作成と小論文を事前に一度書いてみるとよいでしょう。
参照資料と確認日
2026年10月4日確認。年度を記載した日程・手数料は、その年度の公式案内に基づきます。