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資格・講習・登録制度の解説

菓子製造技能士

記事更新日:編集:マサキ

学ぶ内容と準備の進め方を、制度の条件や参照先とあわせて整理します。

この記事の目次 8項目

菓子製造技能士の位置づけ

菓子製造技能士は、職業能力開発促進法に基づく技能検定のうち「菓子製造」職種に合格した人の名称です。この職種には洋菓子製造作業と和菓子製造作業の2つの作業があり、受検者はどちらか一方を選びます。厚生労働省が定めた試験科目の細目は1級と2級について作られていて、1級は上級の技能者が通常持つべき技能を基準にしています。

受検の申請先は住んでいる地域や勤務地の都道府県職業能力開発協会です。合否ラインは原則として実技試験60点以上、学科試験65点以上と厚生労働省が示しています。

令和8年度後期の日程

中央職業能力開発協会の日程表では、後期の受検申請受付が10月5日から10月16日まで、実技試験が12月4日から令和9年2月14日までの期間、学科試験が令和9年1月下旬から2月上旬の作業別の統一日、合格発表が令和9年3月12日です。

9月1日時点の後期の公示状況を見ると、洋菓子製造作業と和菓子製造作業はどちらも、北海道、東京都、大阪府、福岡県を含む多くの都道府県で実施が予定されています。ただし、洋菓子だけを実施する県や和菓子だけを実施する県もあります。希望する作業が自分の都道府県で行われるかを、協会の受検案内で確かめてください。

実技試験の課題

令和8年度後期の実技試験の概要は次のとおりです。標準時間を超えると減点され、打切り時間で作業が終わります。

  • 洋菓子1級:トリュフとモンブランの2種類のボンボンショコラの製造と、デコレーションケーキの仕上げ。標準3時間30分、打切り3時間45分
  • 洋菓子2級:ビスキュイ・ア・ラ・キュイエールを3つの形に絞る作業、アングレーズ式バタークリームを5つの形に絞る作業、デコレーションケーキの仕上げ。標準2時間15分、打切り2時間30分
  • 和菓子1級:織部模様の薯蕷饅頭5個、練り切りのはさみ菊1個、羊かんの紋様埋め込みと餡すり込み、扇形の包丁加工。標準3時間、打切り3時間30分
  • 和菓子2級:小麦饅頭5個、練り切りの斜めへら返し切り菊4個、どら焼きの皮10枚。標準1時間30分、打切り1時間45分

学科試験の範囲

試験科目の細目では、学科は食品一般、菓子一般、関係法規、安全衛生に、洋菓子製造法か和菓子製造法のどちらかの選択科目を加えた構成です。食品一般では栄養素の種類や食中毒、食品の腐敗などが扱われます。関係法規には食品衛生法の表示や営業に関する規定と、計量法の適正な計量に関する規定が入っています。洋菓子製造法ではスポンジ類、バターケーキ類、パイ類、シュー類、チョコレート類などの種類と特徴、焼成機やホイロといった機械の使い方、膨張と凝固の基礎理論が出題範囲です。

受検資格と費用

受検に必要な実務経験は、1級が7年以上、2級が2年以上です。製菓関係の学校や職業訓練を修了している場合は年数が短くなることがあり、詳細は厚生労働省の受検資格一覧表に載っています。受検手数料は目安として実技試験18,200円、学科試験3,100円で、都道府県によって異なる場合があります。

合格証書と関連する制度

中央職業能力開発協会の案内によると、合格証書は1級が厚生労働大臣名、2級が都道府県知事名で交付され、合格者は技能士と名乗れます。秋田県の職業訓練指導員試験の受験案内では、技能検定の「パン製造」と「菓子製造」が指導員免許の「パン・菓子科」に対応しています。対応職種の1級合格者は指導員試験の実技と関連学科、2級合格者は実技が免除されるため、製菓の職業訓練で教える道を考える人には関係があります。

受検の準備

当サイトの提案:まず洋菓子と和菓子のどちらで受けるかを決め、その作業が受検地で実施されるかを都道府県協会の公示で確認してください。次に、上の課題一覧と同じ品目を標準時間内に作れるかを職場や自宅で一度通して試し、時間が足りない工程を洗い出します。学科は関係法規と安全衛生の範囲を試験科目の細目と照らし合わせて、普段の業務で触れていない項目から先に確認しておくと準備の漏れを防げます。

参照資料と確認日

2026年10月4日確認。年度を記載した日程・手数料は、その年度の公式案内に基づきます。

参照情報

参照先と確認日の見方

資料の対象年度と確認日は本文の記載をご覧ください。記事更新日は、公式資料の発表日や確認日とは異なります。申込前には実施機関の最新案内を確認してください。

中央職業能力開発協会:令和8年度(後期)技能検定 実技試験問題の概要

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マサキ
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