食品表示検定の位置づけと3つの級
食品表示検定は、一般社団法人食品表示検定協会が実施している民間の検定です。食品に付ける表示のルールについて、認定テキストの知識と、それを使って表示を読み解く力を確かめます。級は初級・中級・上級の3段階で、合格すると級に応じて初級食品表示診断士、中級食品表示診断士、上級食品表示診断士の資格名称が授与されます。
出題の基準となる法令は回ごとに決められており、2026年度の第34回初級・中級と第16回上級は、2026年4月1日時点で施行されている法令が基準です。食品表示基準は改正が続くため、受験する回の法令基準日とテキストの版を合わせて確認しておく必要があります。
2026年度の試験日程と受験料
初級と中級は、全国300カ所以上のテストセンターで受けるCBT方式です。試験期間の中から都合のよい会場と日時を予約して受験します。第34回の個人申込期間は2026年9月8日10時から10月21日23時59分までで、2026年10月4日時点ではまだ申込ができます。
| 級 | 試験期間・試験日 | 問題数・時間 | 受験料(税込) | 合否発表 |
|---|---|---|---|---|
| 初級(第34回) | 2026年10月30日〜11月23日 | 選択問題75問・90分 | 5,830円 | 2026年12月3日 |
| 中級(第34回) | 2026年11月12日〜12月6日 | 選択問題100問・90分 | 9,350円 | 2026年12月16日 |
| 上級(第16回) | 2026年11月1日 | 選択35問と記述問題・120分 | 22,000円 | 2027年1月15日 |
上級の申込期間は2026年8月5日から9月25日までで、すでに締め切られています。初級・中級の次回となる第35回は、協会の案内では受験申込期間が2027年4月上旬から5月中旬、試験期間は初級が5月下旬から6月中旬、中級が6月中旬から7月上旬の予定です。
合格基準と上級の試験内容
初級と中級は100点満点で70点以上が合格です。上級は80点以上が合格で、基礎知識分野35点の選択問題に加え、専門知識分野65点の記述問題が出ます。記述問題では、指定された用語を使って800字以内で論じる問題、提示された表示の誤りを指摘して正しい表示を書く問題、配合情報などから表示を作成する問題が出題されます。
上級の出題範囲は食品表示全般で、食品表示基準とその通知・Q&Aのほか、計量法や米トレーサビリティ法などの個別法令も含まれます。協会は上級向けのテキストと問題集を販売していないため、法令や通知を自分で読み込む準備が求められます。
申込の手順と合格後の手続き
申込は株式会社シー・ビー・ティ・ソリューションズの申込サイトで行います。マイページを作り、受験級と会場・日時を選んで、クレジットカード、コンビニエンスストア、Pay-easyのいずれかで支払います。予約の変更やキャンセルは受験日の3日前までで、キャンセルには1,100円の手数料がかかります。
2024年後期の第30回以降の初級・中級合格者には、マイページからダウンロードするデジタル合格証が発行されます。カード型の合格証は希望者に有料で発行されます。
受験を考えている人へ
当サイトの提案:まず、仕事で表示を確認する立場なのか、表示を作成する立場なのかを整理してください。確認が中心なら初級、作成やチェックの実務があるなら中級から検討すると目的に合います。次に、受験する回の法令基準日と認定テキストの版が一致しているかを確かめます。会場の座席には限りがあり、試験期間の後半は予約が集中しやすいと協会が案内しているので、10月21日の締切より前に受験日を押さえておくと安心です。
参照資料と確認日
2026年10月4日確認。年度を記載した日程・手数料は、その年度の公式案内に基づきます。