学校心理士認定運営機構と学校心理士
一般社団法人学校心理士認定運営機構は、「学校心理士」の資格を認定している団体です。学校心理士は、学校生活での学習面や心理・社会面などの問題について、アセスメント、コンサルテーション、カウンセリングを通して、子どもや保護者、教師、学校を支援する専門家と位置づけられています。国家資格ではなく、機構が認定する民間資格です。
資格認定は1997年度に始まり、機構によるとこれまでに約8,700名が認定されています。2011年度からは上位資格の学校心理士スーパーバイザーの認定も行われ、約260名が誕生しました。2026年1月1日時点で資格を持つ学校心理士とスーパーバイザーは約4,700名です。このほか機構のサイトでは、准学校心理士と名誉学校心理士の区分も案内されています。
申請できる人と11の申請類型
申請類型は次の11類型で、いずれか1つを選んで申請します。審査は選んだ類型の条件に沿って行われるため、自分がどの条件を満たすかを当該年度の「手引き及び申請書」で確認する必要があります。
- 学校心理学関連大学院、公認心理師関連大学院、教職大学院の修了者および修了見込者
- 教育職員免許状または保育士資格を持つ教員経験者
- 相談機関等の専門職従事者、大学・短期大学等の教員、学校管理職または教育行政職の従事者
- 公認心理師資格を持つ人、海外での資格取得者、准学校心理士資格を持つ人
- 「心理分野に強みや専門性を有する教師の研修プログラム」を受講した人
審査の方法と2026年度の日程
審査では、提出書類、筆記試験または面接試験、ケースレポートまたは研究業績が総合的に評価されます。試験は類型によって異なり、論述式の試験I、多枝選択式の試験II、面接の試験III、講習会と論述を組み合わせた試験IVがあります。ケースレポートはスーパーバイザーの指導を受けた直近5年以内のケースについて、A4で10ページちょうどにまとめる決まりです。
| 項目 | 2026年度の内容 |
|---|---|
| 申請期間 | 2026年5月1日〜6月4日必着(受付終了) |
| 筆記試験・試験IV | 2026年8月2日(東京・大阪、試験IVは東京のみ) |
| 面接試験 | 2026年8月22日(横浜) |
| 審査結果 | 2026年10月下旬に通知予定 |
| 認定審査料 | 33,000円(税込) |
合格後の登録と有効期間
合格者は、通知に書かれた期日までに登録料20,000円と日本学校心理士会の会費5年分30,000円、合わせて50,000円を納めます。2026年度の合格者は資格取得日が2027年1月1日で、有効期間は2031年12月31日までです。大学院類型などの見込み申請で合格した人は、2027年3月の書類提出と4月の最終審査を経て、2027年4月1日が取得日になります。資格を続けるには、機構の定める更新手続きが必要です。
2027年度の申請に向けて
当サイトの提案:2027年度に申請したい人は、まず11類型のうち自分の学歴と職歴に合うものを1つに絞ってください。類型が決まれば、受ける試験の種類とケースレポートの要否が分かります。ケースレポートが必要な類型なら、スーパーバイザーの指導を受けたケースを申請時直近5年以内から選び、書式どおり10ページで書く準備を早めに始めます。新年度の手引きが出たら、申請期間と審査料が2026年度から変わっていないかを確認してください。
参照資料と確認日
2026年10月4日確認。年度を記載した日程・手数料は、その年度の公式案内に基づきます。