IELTSの概要と2つの種類
IELTSは、British Council、IDP IELTS、Cambridge University Press & Assessmentが共同で保有する英語試験です。日本英語検定協会は、国内でIELTSの実施運営と広報を行っています。同協会の案内では、世界の12,500以上の機関がIELTSを受け入れているとされています。
試験には、高等教育機関への進学や専門資格の登録などに使うIELTS Academicと、英語圏への移住や就労、学位未満の研修などに使うIELTS General Trainingがあります。どちらもリスニング、リーディング、ライティング、スピーキングの4技能を測ります。英国ビザの申請には別にIELTS for UKVIがあり、どれを受けるかは受験者本人が選ぶ責任を負います。間違えて申し込んだ場合の変更や返金はできないと案内されています。
試験の内容とスコア
ライティングは60分で2問、リーディングは60分で40問、リスニングは約30分で40問です。スピーキングは認定試験官と1対1の対面で行います。英検協会のコンピューター版では、スピーキング以外の3技能をコンピューターで受験します。
結果は1.0から9.0までの0.5刻みのバンドスコアで示され、合格・不合格はありません。技能別のスコアと総合評価のオーバーオール・バンド・スコアが成績証明書に記載され、試験日から2年間有効です。コンピューター版の結果は通常、試験日から1〜5日後に公開されます。必要なスコアは提出先によって違うため、志望先の要件を確認する必要があります。
2026年9月以降の受験料と申込
英検協会の会場では、2026年9月1日以降の申込分からコンピューター版のAcademicとGeneral Trainingが29,700円(税込)になりました。改定前の27,500円は8月31日までの申込分に適用された料金です。料金は試験日ではなく申込日で決まります。同じ改定でIELTS for UKVIは34,430円、IELTS Life Skillsは25,300円になりました。
英検協会が運営する会場の申込締切は試験日の3日前の9時までで、支払はクレジットカードのみです。申込には受験日に有効なパスポートが必要で、試験当日も同じパスポートを持参します。試験日の15日前までのキャンセルでは受験料の25%が手数料として差し引かれます。英検協会でのペーパー版は2026年8月で終了しています。東京市ヶ谷と名古屋のテストセンターはバークレーハウスが運営しており、料金はそちらの案内で確認するよう示されています。
申し込む前の準備
当サイトの提案:最初に提出先へ、AcademicかGeneral TrainingかUKVIか、必要なバンドスコアと技能別の最低点、スコアの期限を確認しましょう。そのうえで出願締切から逆算して受験日を選び、結果公開までの日数と再受験の余裕を見込みます。パスポートの有効期限も申込前に確かめておくと、当日の受験不可を防げます。
参照資料と確認日
2026年10月3日確認。年度を記載した日程・手数料は、その年度の公式案内に基づきます。