日本語検定はどんな検定か
日本語検定は、特定非営利活動法人日本語検定委員会が実施する民間の検定です。委員会は「日本語を使うすべての人のための検定」と案内しており、小学生から社会人まで幅広い人が受検しています。日本語を正しく使う力を、級ごとの試験基準に沿って測ります。
受検概要には、日本語を母国語としない人を対象とした日本語能力試験(JLPT)とは別の検定であると明記されています。N1やN2はJLPTのレベル名で、日本語検定では1級から7級の級を使います。公式サイトでは文部科学省などの後援を受けていると案内していますが、国家資格として扱われる試験ではありません。
級ごとのレベルと受検料
令和8年度の受検概要に掲載されている級の目安と受検料は次のとおりです。
| 級 | レベルの目安 | 受検料 | 受検時間 |
|---|---|---|---|
| 1級 | 社会人上級 | 6,800円 | 60分 |
| 2級 | 大学卒業〜社会人中級 | 5,800円 | 60分 |
| 3級 | 高校卒業〜社会人基礎 | 4,300円 | 60分 |
| 4級 | 中学校卒業 | 3,000円 | 50分 |
| 5級 | 小学校卒業 | 2,300円 | 50分 |
| 6級 | 小学校4年生 | 2,200円 | 50分 |
| 7級 | 小学校2年生 | 2,200円 | 50分 |
下の級に合格していなくても、どの級からでも受検できます。検定開始時刻が異なる級どうしであれば、1級と2級、2級と3級のように併願もできます。2級から6級には公式の「必修語彙リスト」が公開されています。
認定の基準
認定は総合得点率で判定されます。1級は80%程度以上で1級、70%程度以上で準1級です。2級から7級は、70%程度以上でその級、60%程度以上で準2級や準3級などの準認定になります。
この基準は令和7年度第1回から変わりました。2級の基準が75%程度から70%程度に下がり、以前あった「すべての領域別得点率が50%以上」という条件は全級で撤廃されています。古い問題集や解説で基準を確認する場合は、この変更に注意してください。
2026年度第2回と2027年度の日程
令和8(2026)年度第2回は、一般会場が11月7日(土)、準会場が11月6日(金)・7日(土)です。申込期間は8月3日から10月9日までで、2026年10月3日時点では受付中です。申込はインターネット、店頭、郵送でできます。受検票は検定日の約1週間前に届き、会場はそこで知らされます。申込後の会場変更はできません。
よくある質問によると、解答は検定日の数日後にホームページに掲載され、合否は約25日後にホームページで発表されます。5名以上で受検する団体は、学校や会社の施設を準会場として選べます。
令和9(2027)年度は、第1回が6月12日(申込3月1日〜5月14日)、第2回が11月13日(申込8月2日〜10月15日)の予定です。書店での申込受付は2026年度第2回で終わり、2027年度からはインターネットと郵送の2種類になります。
受検級を決める前に
当サイトの提案:最初に公式サイトのミニテストや検定問題で自分の得点の感覚をつかみ、次に受検概要の試験基準と必修語彙リストを読んで級を決めてください。就職や入試で使う予定があるなら、提出先が求める級を確認してから申し込むと級選びで迷いません。併願する場合は開始時刻が重ならない組み合わせかを確かめ、締切の10月9日より前に手続きを済ませましょう。
参照資料と確認日
2026年10月3日確認。年度を記載した日程・手数料は、その年度の公式案内に基づきます。