BJTの実施団体と目的
BJTビジネス日本語能力テストは、公益財団法人日本漢字能力検定協会が主催する民間のテストです。1996年に日本貿易振興機構(JETRO)が始め、2009年から同協会が事業を引き継いで実施しています。旧記事では国際交流基金が運営していると書いていましたが、公式サイトで確認できる主催者は日本漢字能力検定協会です。
測るのは、ビジネスの場面で必要とされる日本語のコミュニケーション能力です。日本ならではの言葉遣いや行動を含めた、ビジネス社会で働くための日本語力を評価します。
受験の方法と受験料
2017年4月から、ピアソンVUEのテストセンターでコンピューターを使って受けるCBT方式で実施されています。受験者は個別のブースで、画面の問題とヘッドホンの音声をもとに解答します。テストは第1部聴解、第2部聴読解、第3部読解の3部で構成されます。
ほぼ毎日実施されていますが、空席状況によって受けられない日時もあります。空きがあれば翌日から予約でき、予約の受付期間はテストセンターによって異なります。一度受験すると、次の受験まで3か月空ける必要があります。
日本で受験する場合の受験料は8,000円(税込)で、支払いはクレジットカードです。申込はピアソンVUEのBJT申込サイトでアカウントを作り、会場と日時を選ぶ流れです。名前は本人確認書類の表記どおりに入力し、申込時と受験当日に本人確認書類が必要です。団体から配られたバウチャーを使う人は支払いが要りません。海外で受ける場合は受験料が異なります。
スコアとレベル
結果は合格・不合格ではなく、0〜800点のスコアと、点数に応じたJ5〜J1+の6段階のレベルで示されます。点数帯は高い順に、600〜800点、530〜599点、420〜529点、320〜419点、200〜319点、0〜199点です。最上位の帯は、どのようなビジネス場面でも日本語で十分にコミュニケーションできる水準とされています。
受験した日にテストセンターでスコアレポートを受け取れ、受験の3日後には顔写真やスコア、レベルが載った成績認定書を印刷できます。
在留手続きでの扱い
協会の案内によると、BJTのスコアは出入国在留管理庁の手続きで日本語能力の証明に使えます。日本語教育機関への入学では300点以上、大学等への入学では400点以上が在留資格「留学」の要件の1つとされています。高度人材ポイント制では、480点以上で15ポイント、400点以上で10ポイントが付与されると案内されています。必要な点数は手続きごとに違うため、申請先の最新の要件を確認してください。
受験前の準備
当サイトの提案:最初に公式サイトのテスト体験コーナーとサンプル問題で、CBTの操作と3部の出題形式を確かめてください。就職やビザ申請で使う場合は、必要な点数と提出期限を先に確認し、3か月の受験間隔を考えて受験日を決めましょう。本人確認書類の名前と申込時の入力が一致しているかも、予約前に見直しておくと当日受験できない事態を防げます。
参照資料と確認日
2026年10月3日確認。年度を記載した日程・手数料は、その年度の公式案内に基づきます。