iVPTの実施団体
国際ベトナム語能力試験(iVPT)は、台湾の国立成功大学ベトナム研究センターと社団法人台越文化協会の共同研究開発から生まれたベトナム語の能力認定制度です。両者が設立したVTS(Vietnamese Testing Service)が試験を主催しています。日本では一般社団法人VTS JAPANが運営を担い、大阪大学と神田外語グループも運営に参加しています。第11回の受験要項では、一般社団法人日越経済協力促進協会ベトナム学センターも後援に名を連ねています。
出願資格は、国籍、人種、民族、性別、身分、職業を問わないと定められています。日本の公的な資格制度とは別の、民間の語学試験です。
レベルと試験科目
iVPTはヨーロッパ言語共通参照枠(CEFR)と、ベトナム教育訓練省の2015年の通知によるレベル基準に沿って、3レベル6級に分かれています。出願時に初級(A)、中級(B)、上級(C)のいずれか1つを選び、試験結果によってA1かA2、B1かB2、C1かC2に認定されます。
Aレベルは聴解と読解の2科目で、Bレベル以上は読解・聴解・筆記・口述の4科目です。第11回のAレベルは聴解と読解を同じ時限に行い、合計約40分・100点満点のマークシート方式でした。選択問題は正解が1つで、誤答による減点はありません。
2026年の日程と受験料
日本では8月に夏期試験(Aレベルのみ)、2月に春期試験(全レベル)を実施しています。第11回は2026年8月11日に行われ、Aレベルのみが対象でした。出願期間は6月1日から6月30日までで、インターネットでのみ受け付けました。会場はLEC東京リーガルマインドの梅田駅前本校と水道橋本校の2か所です。
第11回の受験料は5,000円で、学生証を提示すれば学割の4,000円が適用されました。成績通知書は9月30日に登録メールアドレスへ送られ、成績再審査の請求は10月15日が締切です。次回の春期試験の要項は、確認日時点ではまだ掲載されていません。
合格証明書の申請
成績が等級認定の基準に達した場合、試験日から2年以内であれば合格証明書の発行を申請できます。発行手数料は1部1,000円で、指定口座に振り込んだうえ、成績通知書と振込の確認データをメールで送って申請します。成績通知書が届いたら、提出先が合格証明書を必要とするかどうかを早めに確かめておくと手続きが遅れません。
受験の準備
当サイトの提案:初めて受ける方は、公式サイトの模擬試験問題でAレベルの形式を確認してから出願を決めるとよいでしょう。BレベルやCレベルを目指す場合は、全レベルを実施する2月の春期試験が対象になるため、秋以降に公表される要項で出願期間と会場を確認してください。中級以上は筆記と口述が加わるので、読解と聴解の練習に加えて、ベトナム語で短い文章を書き、声に出して説明する練習も並行して進めておくと準備がしやすくなります。
参照資料と確認日
2026年10月3日確認。年度を記載した日程・手数料は、その年度の公式案内に基づきます。