証券外務員資格は、証券会社や銀行等で金融商品の取引に関わる業務を担当する際の資格です。一般の人も一種・二種の資格試験を受けられますが、試験合格だけで直ちに金融商品の販売業務を始められるわけではありません。
一種と二種をどう選ぶか
二種は証券業務の基礎、一種は信用取引やデリバティブ等を含む、より広い職務に対応します。ただし、二種の試験でも信用取引・デリバティブの基礎知識は関連科目の中で出題されます。「二種ならその知識は一切不要」と切り分けないようにしてください。
一般向けの一種・二種には年齢等の受験制限がありません。受験する種類は、勤務先で予定される業務や求められる資格と照らして決めましょう。協会員等の役職員は会社を通じて申し込むため、個人で予約する前に担当部署へ確認します。
試験時間・問題数・合格基準
- 一種:100問、160分。440点満点で308点以上。
- 二種:70問、120分。300点満点で210点以上。
いずれもパソコンで解答し、○×方式と五肢選択方式の問題が出ます。問題によって配点が異なるため、正解した問題の数だけで得点を見積もらないようにしましょう。教材を使う練習でも配点を確認します。
一般受験の料金と予約
2026年10月1日に確認した一般向けの受験料金は、一種・二種それぞれ12,169円(税込)です。試験は土日・祝日・年末年始休業を除いて通年開催されますが、会場の空席が必要です。
予約できる期間は受験日の60日前から5営業日前までです。学習が終わった当日にすぐ受験できる仕組みではありません。予約後のキャンセル、返金、科目変更はできないと案内されているため、試験の種類と本人情報を支払前に照合してください。
学習はルールと計算を分けて点検する
当サイトの提案は、問題を「取引のルール」「商品の仕組み」「数値計算」に分けて復習する方法です。例えば計算式は覚えていても、どの価格や期間を使うか誤る場合には、式の暗記より設問から条件を取り出す練習を増やします。
教材は受験する一種・二種の区分と法令改正への対応を確認します。試験問題は直近の法令・諸規則に基づくため、古い解説の正答をそのまま現在のルールと扱わないことが大切です。解答に使った条件を短くメモすると、間違いの原因を追いやすくなります。
合格後は外務員登録を確認する
日本証券業協会のFAQでは、資格取得に加えて証券会社等に勤務し、外務員登録を受ける必要があると説明されています。資格試験への申込みと、勤務先が行う登録の手続は別です。
資格を就職活動で示すときは、取得した種類を正確に記載します。採用や給与への評価は職務・勤務先によるため、資格単体の年収効果を前提にせず、担当したい商品や業務との関係を確認しましょう。
参照資料と確認日
2026年10月1日確認。年度を記載した日程・手数料は、その年度の公式案内に基づきます。