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資格・講習・登録制度の解説

航空士

記事更新日:編集:マサキ

学ぶ内容と準備の進め方を、制度の条件や参照先とあわせて整理します。

この記事の目次 7項目

航空士の業務と一等・二等の違い

航空士は、航空法第24条が定める航空従事者技能証明の資格です。航空法の別表によると、一等航空士は航空機に乗り組んで位置と針路の測定、航法上の資料の算出を行います。二等航空士は、天測以外の方法で同じ業務を行います。ただし二等航空士は、地上の目標物や航空保安施設を十分に利用できない区間が1,300kmを超える飛行には乗り組めません。

天測を含めて航法を担当できるのが一等航空士で、天測以外の方法に限られ、長い区間の制限があるのが二等航空士です。試験は航空法施行規則に沿って国土交通省航空局が行い、学科試験と実地試験の両方に合格する必要があります。

受験に必要な年齢と経歴

航空法施行規則第43条により、一等航空士は18歳以上、二等航空士は17歳以上でなければ技能証明を受けられません。経歴は施行規則の別表第二で次のように定められています。

資格 必要な経歴
一等航空士 夜間30時間以上の野外飛行を含む200時間以上の航法の実施。夜間25回以上の天体観測による位置決定と、25回以上の無線位置線などによる位置決定の実地練習
二等航空士 航空機に乗り組んで、地文航法・推測航法・無線航法を含む航法の実地練習を50時間以上

一等航空士は、航空運送事業の航空機の操縦者としての飛行時間を100時間まで充当できます。一級または二級海技士(航海)の資格があれば、航法の実施は100時間以上で足ります。二等航空士は、事業用・自家用操縦士の資格と計器飛行証明を持つ人などであれば、推測航法の実地練習5時間以上に短縮されます。

学科試験と実地試験の内容

学科試験の科目は、一等・二等とも空中航法、航空気象、航空通信、航空工学、航空法規の5科目です。一等は天文の知識と天測航法が範囲に含まれ、二等は天測航法の簡易な知識にとどまります。実地試験は、一等が推測航法・無線航法・天測航法、二等が推測航法と無線航法です。

手数料は、学科試験が5,600円です。実地試験は一等航空士が53,500円、二等航空士が45,700円です。学科試験に合格した人は、合格通知の日から2年以内に実地試験を受けられます。

2026年度の試験日程と申込方法

多くの航空従事者の学科試験はCBT方式で年6回行われますが、一等・二等航空士はCBTの対象外です。2026年度は7月期と3月期の年2回、東京会場で行われ、7月期の試験は7月26日に実施されました。次の2027年3月期は3月7日に予定されています。

受験するには、東京航空局への学科試験申請とは別に、CBT化しない資格の学科試験実施依頼書を航空局安全政策課へ提出します。提出の目安は試験予定日の約2か月前です。3月期を受ける場合は、年明けすぐには依頼書を出せるよう準備しておく必要があります。

乗務に必要な航空身体検査証明

航空士は航空機に乗り組んで業務を行うため、技能証明とは別に航空身体検査証明が必要です。航空士には第一種または第二種の身体検査基準が適用され、証明の有効期間は1年です。

受験前に確認したいこと

当サイトの提案:航空士の試験は年2回しかなく、実地試験では航法の実地練習の経歴も求められます。最初に、勤務先や訓練先で航法の実地練習を積める環境があるかを確認してください。次に、受けたい試験期の約2か月前までに実施依頼書を出せるよう、航空局安全政策課の学科試験担当に手続きの詳細を問い合わせます。経歴を証明する書類は、飛行ごとに機長や指導者の証明を受けておく必要があるので、記録の付け方も早めに確認しておくと安心です。

参照資料と確認日

2026年10月3日確認。年度を記載した日程・手数料は、その年度の公式案内に基づきます。

参照情報

参照先と確認日の見方

資料の対象年度と確認日は本文の記載をご覧ください。記事更新日は、公式資料の発表日や確認日とは異なります。申込前には実施機関の最新案内を確認してください。

国土交通省航空局:令和8年度航空従事者技能証明等学科試験実施予定年月日

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