建設機械整備技能士とは
技能検定は、働く人の技能を一定の基準で検定し、国として証明する国家検定制度で、職業能力開発促進法に基づいて行われています。建設機械整備は、都道府県が実施する技能検定の職種の1つで、作業は建設機械整備作業です。合格した人は技能士を名乗ることができ、特級と1級は厚生労働大臣名、2級は都道府県知事名の合格証書が交付されます。
中央職業能力開発協会によると、建設機械整備作業は、ブルドーザや油圧ショベル、杭打ち機などの建設機械の整備に必要な技能と知識を対象にしています。内容は、段取り、故障発見、修理、点検・分解・組立て・調整、測定、工数見積りなどです。建設機械、整備法、材料、機械要素、燃料・油脂類、力学・材料力学、製図、電気、安全衛生の知識も含まれます。1級は整備作業の段取りと工数見積りを含むレベルで、2級はそれらを含まないレベルです。
試験の実施体制
都道府県が実施する職種では、国が定めた実施計画に基づき、試験問題の作成を中央職業能力開発協会が、試験の実施を各都道府県が担当します。受検申請の受付や試験の実施は、各都道府県職業能力開発協会が行います。中央職業能力開発協会は受検申請の受付や合格発表を行っていないので、申込みや日程の問い合わせ先は住んでいる地域や勤務先がある都道府県の協会です。
受検資格
受検には、原則として検定職種に関する実務経験が必要です。中央職業能力開発協会の案内では、必要な年数は次のとおりです。職業訓練歴や学歴によって短縮される場合があるので、自分の場合の年数は都道府県職業能力開発協会に確認してください。
| 等級 | 必要な実務経験 |
|---|---|
| 特級 | 1級合格後5年以上 |
| 1級 | 7年以上 |
| 2級 | 2年以上 |
試験の時期と2026年度の日程
技能検定は前期と後期に分けて行われます。2026年度の実施職種一覧では、建設機械整備の1・2級は前期、特級は後期に掲載されています。前期は4月6日から17日に受検申請を受け付け、実技試験は6月10日から9月9日、学科試験は8月下旬から9月上旬の統一実施日に行われました。前期の合格発表は10月2日です。
後期は10月5日から16日に受検申請を受け付け、実技試験は12月4日から2027年2月14日、学科試験は1月下旬から2月上旬の統一実施日に行われます。後期の合格発表は2027年3月12日です。作業ごとの統一実施日は中央職業能力開発協会の一覧で確認でき、受付期間は都道府県の判断で前倒しになる場合があります。
試験内容と合格基準、手数料
試験は実技試験と学科試験で行われ、内容は国が定めた試験基準に基づきます。合格基準は厚生労働省が定めており、100点満点で原則として実技試験60点以上、学科試験65点以上です。旧記事にあった持ち点や減点の具体的な数値は、一次資料で確認できなかったため削除しました。
受検手数料は都道府県ごとに定められ、標準額は実技試験18,200円、学科試験3,100円です。若年者は実技試験の手数料が減額される場合があります。
受検を考えている人が確認したいこと
当サイトの提案:最初に、自分の建設機械整備の実務経験が何年になるかを数え、受けられる等級を確認してください。1・2級は前期にしか行われないため、受検申請の受付が4月上旬から中旬の短い期間に限られます。2027年度の前期を受けるなら、3月上旬の実施公示に合わせて都道府県職業能力開発協会のサイトを確認し、受検申請書を早めに取り寄せておくと締切に間に合わせやすくなります。
参照資料と確認日
2026年10月3日確認。年度を記載した日程・手数料は、その年度の公式案内に基づきます。