電気通信工事施工管理技士とは
電気通信工事施工管理技士は、国が行う技術検定の一つである電気通信工事施工管理技術検定に合格した人の称号です。一般財団法人全国建設研修センターは、建設業法第27条にもとづき、土木、管工事、造園とあわせて電気通信工事の施工管理技術検定を実施しています。検定は1級と2級があり、どちらも知識を問う第一次検定と、実務にもとづく能力を問う第二次検定の2段階です。
合格者が建設業の許可や工事現場の技術者の配置でどう扱われるかは、建設業法令で定められています。この記事では検定の受け方に絞って説明するため、配置の要件は勤務先の担当部署や国土交通省の資料で確認してください。第一次検定から受けられる年齢要件と、第二次検定に必要な実務経験の区分は、次の節以降で整理します。
令和8年度の試験日程と受検手数料
| 区分 | 試験日 | 申込受付 | 合格発表 |
|---|---|---|---|
| 1級 第一次検定 | 9月6日(実施済み) | 5月7日から5月21日 | 10月8日 |
| 1級 第二次検定 | 12月6日 | 5月7日から5月21日 | 令和9年3月3日 |
| 2級 第一次検定(前期) | 6月7日(実施済み) | 3月4日から3月18日 | 7月7日 |
| 2級 第一次検定(後期)・第二次検定 | 11月15日 | 7月14日から7月28日 | 後期は令和9年1月5日、第二次は3月3日 |
受検手数料は非課税で、1級は第一次検定、第二次検定とも14,300円です。2級は第一次・第二次検定の同時受検が14,300円、第一次検定のみと第二次検定のみはそれぞれ7,150円です。インターネット申込ではこのほかに事務手続手数料250円がかかります。新受検資格での申込と第一次検定のみの申込はインターネットに限られ、旧受検資格で申し込む人向けの申込用紙は1部1,000円で販売されます。
受検資格(令和6年度からの新制度)
令和6年度から受検資格が変わりました。第一次検定は年齢だけが条件で、1級は令和8年度中に19歳以上、2級は17歳以上なら受検できます。第二次検定には実務経験が必要で、令和8年度の1級第二次検定では、次のいずれかに当てはまる人が対象です。
- 1級第一次検定の合格後、実務経験5年以上
- 1級第一次検定の合格後、特定実務経験1年以上を含む実務経験3年以上
- 1級第一次検定の合格後、監理技術者補佐としての実務経験1年以上
- 2級第二次検定に合格し、かつ1級第一次検定にも合格した人で、2級合格後に所定の実務経験がある人
2級では、電気通信主任技術者資格者証の交付を受けた人、または電気通信主任技術者試験の合格者が、その後に実務経験1年以上を積めば第一次・第二次検定を同時に受検できる区分があります。第二次検定は令和10年度までの経過措置として、令和5年度までの旧受検資格でも受検できます。どの区分に当たるかは、学歴や持っている資格によって変わります。
受検を考えている人へ
実務経験は、申込前に作成する「個人ページ」に登録します。登録した実務経験が受検資格を満たしていないと、申込は完了できません。申込後に検定区分や新旧の受検資格区分を変えることもできません。
当サイトの提案:実務経験がまだ少ない人は、年齢要件だけで受けられる第一次検定から始めるのが確実です。2級なら6月の前期で受けられます。実務経験がある人は、自分の経験年数を工事ごとに書き出し、受検の手引にある実務経験の例と照らして、新旧どちらの受検資格で申し込むかを決めてください。令和8年度のスケジュールは令和7年12月19日に全国建設研修センターから公表されました。令和9年度分も年末ごろの発表を確認し、申込期間を早めに予定に入れてください。
参照資料と確認日
2026年10月3日確認。年度を記載した日程・手数料は、その年度の公式案内に基づきます。