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資格・講習・登録制度の解説

技能審査

記事更新日:編集:マサキ

学ぶ内容と準備の進め方を、制度の条件や参照先とあわせて整理します。

この記事の目次 6項目

「技能審査」という名称が指すもの

「技能審査」は、特定の一つの資格を指す名称ではありません。たとえば神奈川県は、技能検定制度にない職種の技能を評価するものとして技能審査を行い、合格者には知事名の合格証書を交付しています。県が実施しているのは箱根細工と鎌倉彫の2職種です。

業界団体が行い、国が認定する技能審査もあります。全日本印刷工業組合連合会は、印刷営業士認定試験を技能審査認定規程(昭和48年労働省告示第54号)に基づく厚生労働大臣認定の技能審査として案内しています。このように、名称が同じでも実施者、受験資格、合格後の称号は制度ごとに異なります。旧記事が説明していたのは、一般財団法人日本医療教育財団の医療事務技能審査試験です。以下では主にこの試験を説明します。

医療事務技能審査試験の概要

医療事務技能審査試験は、医療機関などの受付業務と診療報酬請求事務に関する職業能力を審査する試験です。合格者には「メディカルクラーク」の称号が付与され、医科と歯科の区分があります。日本医療教育財団によると、昭和49年度から50年間の総受験者数は171万人、合格者数は99万人を超えています。財団は公益社団法人全日本病院協会と事業提携して試験を運営しています。財団は、この試験を基盤として、医師事務作業補助技能認定試験(ドクターズクラーク)、医事オペレータ技能認定試験、ケアクラーク技能認定試験、調剤報酬請求事務技能認定なども実施しています。医療事務の仕事のうち受付と診療報酬請求を広く扱うのが医療事務技能審査試験で、医師の文書作成補助などはそれぞれ別の試験が対象です。

受験資格は問われません。試験はインターネット試験(IBT方式)で、試験官による監視があります。学科・実技ともに参考資料を見ながら解答できます。

科目 時間 内容
学科 50分 医療事務知識60問(○×・択一)
実技 70分 患者接遇2事例、診療報酬明細書の作成2症例、基本診療料・特掲診療料の項目ごとの計算15問、医科は外来会計の点検と病名との突合2症例(歯科は治療の流れの点検と病名との突合)

学科と実技の得点率がそれぞれ70%以上で合格です。2科目を受け終わると試験結果画面に結果が表示され、合格者は合格証書をPDFでダウンロードできます。

2026年度の日程と受験料

試験は毎月、土日を中心に月に複数回設定されています。2026年10月は3日、4日、10日、11日、17日、18日、24日、25日、31日、11月は1日から29日までの土日に9日間、12月は5日から26日までに7日間が予定されています。2027年1月の日程も公開済みです。申込はインターネットで、試験日の1か月前から1週間前まで受け付けます。満席の時間枠は申込画面に表示されません。

受験料は医科・歯科とも8,800円(税込)で、クレジットカード決済かコンビニ払いを選べます。学校などで団体受験する人は、学校からの案内に従います。合格率について、財団の試験概要ページには公表値が見当たりませんでした。

ほかの技能審査を調べるときの注意

都道府県の技能審査は受験料が無料の場合もある一方、実務経験年数の要件が長いことがあります。神奈川県の鎌倉彫技能審査は、2級でも鎌倉彫の実務経験7年以上などが必要です。業界団体の技能審査は、受験の前に団体の講習受講が求められる場合もあります。名前に「技能審査」と付く資格を調べるときは、実施者と根拠の制度を最初に確認してください。

受験を考えている人へ

当サイトの提案:医療事務技能審査試験を受けるなら、まず医科と歯科のどちらを受けるかを決め、受験したい月の試験日を財団の日程表で確認してください。申込は試験日の1週間前で締め切られるので、自宅のパソコンやカメラなどがIBT方式の条件を満たすかを先に確かめておきます。実技は70分でレセプト作成と計算を進めるため、参考資料を引く場所を決めて時間を計りながら練習すると本番で慌てません。

参照資料と確認日

2026年10月3日確認。年度を記載した日程・手数料は、その年度の公式案内に基づきます。

参照情報

参照先と確認日の見方

資料の対象年度と確認日は本文の記載をご覧ください。記事更新日は、公式資料の発表日や確認日とは異なります。申込前には実施機関の最新案内を確認してください。

日本医療教育財団:医療事務技能審査試験 試験概要

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マサキ
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資格の受験条件・費用・試験情報を整理し、資格選びと学習計画の判断材料を提供しています。記事ごとに公式案内や参照資料を確認し、確認済みの範囲を本文に記載します。2026年9月から既存記事を順次点検しています。編集方法と情報の取り扱いは運営方針をご覧ください。